小型ジェット機のベストセラーがアップグレード! ホンダジェット・エリートIIを発表 (2/2ページ)

黒い機体が青空に映える新色「ブラックエディション」

 また、ホンダジェット・エリートIIには、「ブラックエディション」が新たに設定されることもアナウンスされた。これにより、モダンなグレーを基調にした「スチール」と温かみのあるベージュを基調にした「オニキス」のふたつの内装デザインが加わることになるとともに、機内通路の床材には従来のカーペットのほかにも木目調のデザインが選択できるようにもなったそうだ。

 さらに、機内の遮音材も刷新されており、機内に流れ込む風切り音を抑える設計とするなど、ノイズ低減の工夫が施され、キャビン全体の静粛性も向上している。

 なお、NBAAでは、GE Hondaが持続可能な航空燃料(SAF)を100%使用したエンジン試験に成功したことも発表された。これにより、ホンダジェットに搭載されているHF120ターボファンエンジンが、SAFでも通常のジェット燃料と同等の性能が見込めることが証明された。ホンダは、空の領域でもカーボンニュートラルに向けた環境負荷の軽減にも取り組んでいくようだ。

 陸上だけにとどまらず、空へと活躍のステージを広げているホンダ。空の領域でも陸上と変わらないホンダの活躍が、これからも見られることを期待したい。


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