結婚してからスポーツカーを買いたいだと!? 女子が伝授するパートナーを口説き落とせる「決めセリフ」5つ (2/2ページ)

スポーツカーの安全性をアピールするのも有効かも

 3つ目は、少しロマンチストのパートナーにぜひ使って欲しい決めセリフとして、子育てや仕事に追われる毎日の中でも、「2人きりでドライブする時間を作りたくて」ということ。ファーストカーとしてミニバンやSUVがある人なら、パートナーと2人でドライブする時にもちょっと生活感が消しきれないですよね。いつまでも仲のいい2人でいるために、スポーツカーは2人の時間を素敵に演出するために欲しいのだという気持ちを伝えましょう。

 どんなに高いブランドバッグよりも、高級レストランでの食事よりも、響くパートナーは多いはず。ただし、すでに気持ちが冷めているパートナーには効果がありませんので、そこは冷静に見極めましょう。

 4つ目は、スポーツカーは危ないと思い込んでいるパートナーも多いかもしれませんが、そういう人にこそ丁寧に説明してあげて欲しいのが、正しく運転すればスポーツカーは安全性に優れるクルマである、ということです。スポーツカーの一番の特徴は、走る・曲がる・止まるという基本的な運動性能が高いこと。つまりそれは、危機回避能力に優れている証でもあります。

 スピードを出しすぎたり、無謀な運転をすれば危ないのは当然ですが、車両の重量バランスもよく、ボディ剛性が高く、サスペンションも運動性能向上を突き詰めて開発されているので、じつはスポーツカーは安全な乗り物なんだということを教えてあげるといいでしょう。

 5つ目は、それでも買うことを渋って納得してくれないパートナーには、仕方ないですが交換条件を提示することです。それも、これまで自分が「大好きだ」「これナシでは生きていけない」などと公言していたものほど、効果が高まります。例えば、禁煙。「1カ月でタバコをやめるから、スポーツカーを買わせて欲しい」と言ってみましょう。または、禁酒。ゲームをやめる。ゴルフをやめるなど、パートナーが「そこまでしてでも欲しいのか」と驚くような提案が有効かと。

 これは我が家の実話ですが、「レースをやめるから、その代わりに大型バイクを買いたい」と提示されました。それまで生き甲斐として打ち込んできたレースをやめるならと、情にほだされてOKしました。が、大型バイクを購入して3カ月もしないうちにレースは再開され、あとの祭り。今では「バイクに乗ると全身運動になって、レースにもいい影響が出ている」などとうまいこと言われて、まんまと大型バイクは所有したままとなっています。

 ということで、パートナーがどのタイプなのか、自分にぴったりの決めセリフはどれなのか、しっかり見極めてぜひトライしてみて欲しいと思います。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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