カスタムはデザインのみならず使い勝手もより強化
一方、従来型よりもさらに迫力のあるルックスとなった「カスタム」については、既存ユーザーからの意見を取り入れて威風堂々とした軽自動車を感じさせないデザインを新たに採用。
小改良ではなく、灯火類やバンパー、グリルだけでなくフェンダーやボンネットまで形状を一新する気合いの入れようで、フルモデルチェンジに匹敵する部品点数の改良がなされている点が最大のポイント。そのため、フロントマスクを一見しただけでは新型車と勘違いしてしまうほど大幅に改良されている。
また、ベースのタントと同じく9インチのスマホ連携ディスプレイオーディオを採用して使い勝手を向上しただけでなく、荷室のデッキボードによってよりフレキシブルな荷室の活用方法を実現し、従来型ではトランクフロア下に格納されていたパンク修理キットや工具類を助手席足もとに移設したことで、ラゲッジアンダーに新たに荷室スペースを生み出すといった細かな改良がなされている点も特徴と言えるだろう。
このようにユーザーの声を吸い上げ、小まわりの利く改良を続けているダイハツ。今後もユーザーの生活に密着した使い勝手がよく、日常生活に華を添えてくれるモデルを生み出し続けてくれることに期待したい。