アメリカでも日本語で地図案内! 超遅咲きの「スマホデビュー」で知った「ディスプレイオーディオ」の無敵っぷり (2/2ページ)

海外でのドライブの際も便利!

 オヤジトークになってしまうが、大昔はガソリンスタンドなどで折りたたみの道路地図を買い、前の晩に翌日行く場所のルートを調べ、どの交差点を曲がるかなどをメモに書き記し、レンタカーのダッシュボードに貼り付けて出かけたものである。

 そして月日が流れると、筆者の借りているレンタカー会社ではポータブルタイプのカーナビが装着されるようになった。気を利かせてカーナビ付きを手配してくれる時もあったが(本来有料オプションだか無料で)、筆者の経験したかぎりでは、目的地付近の肝心なところで何も案内してくれなくなった。そしていま、スマホがあればたとえ海外でも日本語でしっかり案内してくれることに文明の進歩を再確認することができた。

 ちなみに筆者は今回GM(ゼネラルモーターズ)のクルマを借りているが、これには訳がある。筆者の経験した限りではGM車とフォード車のみが、サテライト(衛星)ラジオを聞くことができるのである。ほかのメーカーのクルマも選択肢としてサテライトラジオがあるのだが、開局していないので本放送を聞くことはできなかった。本来予約時にサテライトラジオ付き車両を頼むとオプションチャージがかかるのだが、会員になっているレンタカー会社は、一定区域内に停まっている車両から好きなクルマを選ぶことができるシステムであり、そのなかにサテライトラジオの聞けるクルマと聞けないクルマがあるのだ(もちろん追加オプションチャージはかからない)。

 砂漠へ行くと当然ながら地上波のラジオは聞けない地域が多い。聞けたとしてもカントリー&ウエスタンの専門局が多い。筆者はサテライトラジオの70年代、80年代、90年代の曲をそれぞれ専門に放送する局をプリセットして聞いている。スマホとサテライトラジオがあれば、どんなに人の気配のない砂漠を走っていても、まさに“鬼に金棒”なのである。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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