雨天未使用を貫きスマホを機種変! 愛車の隣で一晩見張り! 一般人から見たら変態レベルのクルマ好き武勇伝5つ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■クルマ好きにはつい誰かに語りたくなる武勇伝があるはず

■今回はクルマ好きたちによる5つのエピソードを紹介

■このような経験があることはクルマへの愛がある証拠かもかしれない

10年ローンで憧れの愛車を購入!

 自他ともに認めるクルマ好きであれば、ついつい誰かに語ってみたくなる武勇伝があるはず。そんな愛すべきクルマ好きたちによる5つの武勇伝を(常識の範囲内で?)集めてみました。

エピソード1:オトコの120回ローンで愛車購入

 ひと昔であれば、クルマの長期ローンの最高峰(?)といえば60回(5年)が定番でした。それがいつの間にか72回(6年)、84回(7年)と増えていき、近年では120回ローンも珍しくなくなったように思います。

 初めてレクサスLCを観たときに一目惚れしたというGさん(34歳)。しかし、さすがに新車は高すぎて手が届かない。それならば中古車であれば「なんとでもなるはずだ!」と己を鼓舞し、オトコの120回ローンを組み、見事に審査通過してオーナーとなったのです。

 コミコミ910万円。かき集めた頭金は100万円。金利2.5%で月々の支払いは76,000円(ボーナスなし)。120回……つまり10年ローンです。よほどのことがない限り、GさんはレクサスLCとともに30代を掛け抜けることになります。

 ちなみに、住宅ローンで35年ローンを組むケースも少なからずあるようですが、こちらは回数に換算すると420回。今年、35年ローンで家を手に入れた方であれば、完済するのは2057年。2001年宇宙の旅ならぬ、2057年ローンの旅のスタートです。どうか皆さま、良い旅を……。

エピソード2:出先でゲリラ豪雨に降られて閉店まで某電気店に滞在

 愛車はホンダ・ビートというFさん(67歳)。新車で手に入れてから雨天未使用にこだわり続けてきた自慢の愛車です。ビートに乗るときは数日前から天気予報をくまなくチェック。少しでも雨の気配を感じたら自宅ガレージへ直行! イベント当日、雨が降ったらエントリーをキャンセル。そのこだわりは仲間内でも語り草になっているほどです。

 しかし、そんなFさんを悩ませるのが、近年の「ゲリラ豪雨」。複数のお天気アプリを駆使しても、ゲリラ豪雨の予測はなかなか難しいものがあります。雨雲レーダーでは観測できていなくても、突然、ゲリラ豪雨に見舞われることもあるからです。

 そんなある夏の日、ドライブ中にゲリラ豪雨に遭遇したFさん。フロントガラスにポツポツと雨粒が落ちはじめたタイミングでたまたま1階が屋根付き駐車場になっている某電気店に滑り込むことに成功。ギリギリで雨を回避できたそうです。

 しかし、一向に止む気配のない雨、そのうち日が暮れきて……。さすがに某電気店で何時間も暇を潰すのも飽きてしまったFさん。待ち時間を有効活用(?)しようと、勢いでスマホを最新機種に変更。そうこうしているうちに雨は止み、路面はウェットだけど仕方なく帰路についたFさん。高い雨宿り代となりましたが、「スマホが最新機種になったことで、愛車の動画撮影にもチャレンジするよ!」とのこと。

 いかなるアクシデントに遭遇しても、ポジティブシンキングって大事かもしれません。


松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

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