道路標識の見落としをサポートしてくれる装備まである!
3つめは、標識認識機能。これは走っているときにフロントガラスのカメラが認識した道路標識を、メーター内やヘッドアップディスプレイの画面などに表示して知らせてくれる機能です。車両によっては、ナビゲーションシステムでも情報取得して知らせてくれることもあります。
と、この説明だけ聞くと「別にそんなのいらないよ」と思うかもしれないのですが、これはいつもの道ではなく、旅行などで知らない土地に行って走っている時に、「あってよかった」と思うことが多くなるのです。土地勘がないところでは、「止まれ」の標識をうっかり見逃したり、制限速度がよくわからなかったりするので、さっきまで60km/h制限だったのにいつの間にか40km/hに変わっていた、なんてこともあるもの。侵入禁止の標識を見逃してしまうかもしれないし、一方通行の道もわかりにくいものですよね。また最近は、高速道路のSAから本線に戻ろうとして逆走してしまうドライバーも増えているので、そうした時にも正しい進路を教えてくれるのは安心です。
4つめは、アクセルペダルの操作だけで、加速と減速を行うことができる「eペダル」という技術。よく“ワンペダル”という言葉を聞くと思いますが、これはこの技術が登場した当初は、アクセルペダルだけで完全停止までできるようになっていたので、ひとつのペダルだけで運転が完結するところからそのように呼ばれていました。
今は、一部のモデルでは完全停止できるものもありますが、安全のために限りなく0km/hに近いところまでの減速ができ、最後の完全停止はブレーキペダルを踏むように改良されてきています。このeペダルのいいところは、頻繁にアクセルペダルとブレーキペダルを踏み換えなくていいというところ。長時間のドライブになると、人間の足は頻繁なペダルの踏み換えによって疲労が溜まってしまいます。踏み換えが少ないだけで、疲労感がかなり軽減されるのです。
また、ブレーキペダルで減速すると、つい踏みすぎて不要な減速力を出してしまうことがありますが、アクセルペダルの力を弱めるだけで減速できるので、ちょうどいい減速力を得ることがラクにできるようになります。最初はちょっと難しいと感じる人も多く、コツをつかむまで練習する必要はあるのですが、慣れてしまえば「こっちの方がいい」という人も多数。これからもっと普及していく技術ではないでしょうか。
5つめは、自分がいつも使っているスマートフォンがクルマとつながって、いろんな機能が使えるようになるApple CarplayやAndoroid Auto。有線でつなぐものやBlutoothでつなぐものがあります。これも「別になくても……」とあまり魅力を感じないかもしれませんが、ナビとしてスマホの地図アプリを使っている人にはとくにオススメ。
スマホの画面で見るとわかりにくいですが、スマホをつなげば大きなナビ画面にスマホの地図アプリがそのまま表示されるので、見やすいのです。スマホで検索した場所をいちいちナビ画面に入力し直す手間もいらないし、スマホにダウンロードしてある音楽アプリやLINE、ショートメールなども表示して読め、車種によっては音声で読み上げてくれたりします。運転中はスマホを手で持つことは禁止されているので、そういう面でもクルマとスマホをつないでおくのは便利で安心ですね。
ということで、これまで「そんなの必要ある?」と思っていた技術でも、実際に使ってみると手放せなくなってしまうものがたくさんあります。ぜひ、食わず嫌いをせずに試してみて欲しいと思います。