日本の自動車業界の将来はまだまだ明るい!
8月6日-7日に開催されたSUPER GT第4戦富士スピードウェイの現場には、日産横浜自動車大学校に通う学生たちが参加。まず、テクニカル担当としてピットガレージで作業をした松岡佑磨さんに話を聞いてみた。
「初日はチームのピリピリした雰囲気に圧倒されましたが、メカニックのみなさんが、それぞれ安全に配慮をしながら作業をされている姿を目にして、チームワークの大切さを学ぶことができました」
マネジメント担当でゲスト対応を行った濱田翔さんからは、「1年生の時から参加しているので、今回は5回目でした。自分から仕事をもらいにいく姿勢や、自分が後輩を引っ張る立場も経験して、たくさんのことを学びました。将来は正しい技術を身につけることはもちろん、気持ちを伝えないとお客様には安心していただけないので、お客様に寄り添う整備士になりたいです」と頼もしい言葉を聞くことができた。
昨今の若者のクルマ離れに比例して、年々減少傾向にある自動車整備士。しかし、熱い気持ちで整備士を目指している学生たちもまだまだいる。現場に来ていた学生は本当のクルマ好きばかり。彼らのような若者がいる限り、日本の自動車業界の将来は、まだまだ明るいと思うのだ。