Xは数学用語で「未知数」
「M」
小文字のmで、質量(mass)のこと。
「N」
ニュートラルのこと。あるいはノイズのこと。
「R」
もしかしたら、クルマ好きが一番好きな記号のひとつかもしれない。
基本的には「レーシング」の略。
コーナーの半径を示す記号=radiusでもある(例:鈴鹿サーキットの「130R」)。
余談だが、「RS」はレーシングスポーツ、あるいはレンシュポルト(ドイツ語でレーシングスポーツ)の略が大半だが、トヨタだと「ランナバウト・スポーツ」(キビキビと自由に駆け回る)、ホンダだとRoad Sailing(ロード・セーリング)という意味で使っている。
「V」
電圧を示すボルトのこと。または速度velocityの意味。運動エネルギーは速度の二乗に比例する=1/2mv2。
勝利数=Victoryや、エンジンの形式=V型エンジンの「V」もある。
「W」
仕事率や電力を表すワット。最近のクルマはエンジン出力をkwで表記。1馬力(1PS)=0.7355kW(1馬力は約735.5w)。
「X」
Xは数学用語で「未知数」のこと。未知の可能性を秘めたクルマとして、車名に使われることが多い。
「Z」
アルファベット最後の数字。これより先はないことから、究極、最高、最後のといった思いが込められていることが多い。ちなみに日産のフェアレディZの「Z」は、「未知への可能性と夢」の意味。BMWのZシリーズの「Z」は、ドイツ語の未来=Zukunft(ツクンフト)の頭文字だ。