この記事をまとめると
■イギリスの老舗「モーガン」よりプラス4をベースとした限定車が登場
■1962年にル・マン24時間レースで優勝したモデルをモチーフとしている
■MT5台とAT5台の10台限定での導入となる
ヨーロッパで限定販売されたモデルを日本にも導入
「モーガン」といえば、イギリスのスポーツカーメーカーとしてお馴染みの老舗ブランドであると同時に、木材でできたフレームを持つことでも有名だ。また、フロント2輪とリヤに1輪という3つのホイールで構成された唯一無二のスポーツカー「3ホイーラー」はあまりにも有名。
そんなモーガンから、日本に10台だけ導入されるという限定車が登場した。それが、今回紹介する「モーガン「PLUS FOUR 1962 EDITION(モーガン・プラス・フォー・1962エディション)」だ。
同車は、PLUS SIXで開発されたCXジェネレーション接着アルミプラットフォームを導入しつつも、モーガンらしい特徴を各所に纏った、ひと目で「モーガン」とわかるエクステリアが魅力的なモデル。足まわりはこだわりのダブルウィッシュボーンを採用する。
この最新プラットフォームに搭載されるエンジンは、190kw(258馬力)を発生するBMW製の2リッター4気筒ターボチャージャーエンジンとなっており、動⼒性能としては0-100kmの加速5.2 秒(MT)/4.8 秒(AT)というスペックを持つ。最高速240km/hだ。このようなクラシカルな見た目でありながらも、スペックは一流のスポーツカーとなっているのだ。
ちなみに、モデル名にもなっている「1962」というのは、いうまでもなく「年代」を表しているのだが、この年はモーガンがル・マン24時間レースで、モーガン社とクリストファー・ローレンスが準備した「PLUS 4 スーパースポーツ」が参戦し、2リッタークラスで優勝した記念すべき年。そのレーシングモデルをモチーフとしているのだ。それが現代の技術で雰囲気が再現されているだけに、ファンとしては見逃せない限定車というわけだ。
なお、同車には1962 EDITION特別専用装備とPLUS FOUR専用オプション(オプション価格として算出できる⾦額のみで220万円円相当)を標準装備しているのも嬉しい。限定車というプレミアム製を持ちながらもお買い得なのだ。
MTモデルとATモデルはそれぞれ5台用意されており、価格はMTが1386万円、ATが1419万円となる。
イギリスなどでは即完売したというモーガンの限定車、日本で手に入れることができるこのチャンスは見逃せない。