この記事をまとめると
■高級自動車メーカーとコラボレーションした超高級レジデンスが存在する
■NYに建設中のアストンマーティンのレジデンスは約4〜15億円で特別仕様のDBX付き
■マイアミに建設中のベントレーレジデンスはクルマごとエレベーターに乗るスタイルで駐車スペース3台付き
高級車のブランド世界観をいつでも感じられる超高級レジデンス
クルマ好きにとって駐車環境、ひいては住環境というのは「オレ、こんなにクルマ好きなんだよね」がアピールできるバロメーターかもしれません。青空駐車でカバーもかけずにほったらかしていては、クルマ好きの風上にもおけませんからね。
それゆえ、クルマ好きとこだわりのガレージは好相性なんですが、今回ご紹介するケースはちょっと斜め上からの剛速球。もはやクルマ好きという領域をはるかに超越したガレージ、レジデンスなわけです。これからガレージ付き住宅を建てる方や、青空ほったらかしタイプはぜひ参考にしていただきたく(笑)。
昔「ニューヨークに行きたいか~?」てなフレーズを連呼するクイズ番組がありましたが、いまとなってはわりかし陳腐に聞こえなくもありません。ならば「ニューヨークでアストンマーティン付ペントハウスに住みたいか~?」ではどうでしょう。
サー・デヴィット・アジャイ、サーが付くくらい有名な建築家なので、アストンマーティンとコラボしたと言われても「あ、そう」くらいが普通のリアクション。ですが、アジャイ氏がデザインしたニューヨークの高級レジデンスを購入すると、アストンマーティンのSUV「DBX」が1台付いてくるといったら「ムム!」となるはずで、しかもDBXもアジャイ氏が「特別にデザイン」したものとなると「オヨヨ」では済みません。
じつはアストンマーティンはすでにマイアミでレジデンスをプロデュースした経験があり、同社にとっては2軒目のプロジェクト。
最初のレジデンスも好調な売れ行きだったようですが、そこで「クルマ1台つけたら、もっと売れそう」という教訓だったのかもしれません。なにしろ、ニューヨークの物件は最低でも398万5000ドル(約4億円)で、最高級のペントハウスは1150万ドル(約12億円)といいますから、吊るしで2500万円程度のDBXをオマケにつけても十分元が取れるのでしょう。
ただし、ガレージ環境については、ニューヨークの場合はたいてい地下駐車場、ポーター付きくらいのサービスでしょうか。セキュリティの都合でしょう、発売元は明らかにしていません。