ソシアルのデトマソ仕様もモーターショーに出展!
ダイハツのコンパクトな4ドアセダンとしては1988年まで販売がなされていたシャルマンが存在していたが、これは旧型カローラのプラットホームをベースとしたものであったため、前輪駆動レイアウトでコンパクトでありながら広い室内を持つソシアルは一定の需要があったようである。
その結果、シャレードが4代目にフルモデルチェンジを果たしたのち、およそ1年遅れでシャレードソシアルもフルモデルチェンジを実施。シャレードがリッターカーから1.3リッターモデルへと拡大されたことで、ソシアルは1.3リッターから1.5リッターへとさらに排気量が拡大されている。
なお、4代目シャレードにはホットモデルとして1.6リッターエンジンを搭載する「デトマソ」が設定されており、ソシアルにも1995年の東京モーターショーにおいて同様のデトマソ仕様が参考出品されている。
このモデルはハッチバックモデルと同様に1.6リッターエンジンを搭載し、レカロシートやナルディのステアリング、専用のエアロパーツに赤黒ツートンのボディカラーを纏っていたが、残念ながら市販化にはつながらず、ソシアルにホットモデルが追加されることはなかった。