この記事をまとめると
■ランドローバー・ディフェンダーに設定された特別仕様車「75TH リミテッドエディション」の受注を開始
■ランドローバーが初めて市販した「シリーズI」の誕生75周年を記念したモデル
■「90」と「110」にそれぞれ限定で設定される
ディフェンダーに「シリーズI」をイメージした専用カラーを設定
ランドローバーが自ブランド初の市販車として1948年に発売した「シリーズ1」。その後、シリーズ1は「シリーズ3」まで進化を続け、1990年には「ディフェンダー」と改名し、2016年まで、じつに69年間に渡って生産が続けられた。現行型ディフェンダーは、シリーズ1のアイコンとDNAを受け継いで2020年に登場した第2世代モデルとなっている。
そんなディフェンダーに、「シリーズ1」の誕生75周年を記念した特別仕様車「75TH リミテッドエディション」が発表され、日本での受注を開始した。
この特別仕様車は、3ドアモデルの「90」と5ドアモデルの「110」、それぞれの上位グレード「HSE」をベースにさまざまな装備が与えられたモデルとなっている。
外装色には専用カラーの「グラスミアグリーン」を採用。このグラスミアグリーンは初期のランドローバーを代表するカラーであり、シリーズ1にも採用されていた外装色をイメージしたものだ。20インチアロイホイールとホイールセンターキャップも同色で塗られ、75周年のグラフィックもリヤに装着するなど、特別なモデルであることが強調されている。
内装にも、専用カラーのグラスミアグリーンのインテリアパネルと、ステッチにもグリーンを配したことで特別感を演出。エボニーレジストシートとセンターコンソールサイドのホッケースティックには頑丈なファブリック素材のロバステックを採用した。
また、快適装備として、ヒーターとクーラー付きの電動フロントシート、ヒーター付きステアリングホイール、メリディアンサウンドシステム、11.4インチ大型タッチスクリーンのインフォテインメントシステム「Pivi Pro」、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスデバイスチャージングなども備えている。