最強のコバライネン+シュコダに落とし穴! 超一流レーシングドライバーの「能力」が通用しない高速グラベルの難しさ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■全日本ラリー選手権第7戦「ラリー北海道」をリポート

■ここまで好調だったヘイッキ・コバライネン選手は9位に敗退

■原因は右リヤをヒットし、タイヤをパンクさせてしまったことなど

高速グラベルへの対応力が勝敗の決め手に

 全日本ラリー選手権の第7戦「ラリー北海道」が9月9日〜11日、北海道帯広市を舞台に開催。最高峰のJN1クラスを制したのは、トヨタGAZOOレーシングでGRヤリスを駆る勝田範彦で、レグ1で抜け出すとレグ2ではペースをコントロールし、今季2勝目を獲得した。

 激しい2番手争いを制したのはヌタハラ・ラリーチームでGRヤリスを駆る奴田原文雄で、アライモータースポーツでスバルWRXを駆る新井敏弘が僅差の3位で表彰台を獲得。

 一方、ここまでの6戦で5勝をマークするなどシュコダ・ファビアR5を武器に猛威を発揮していたヘイッキ・コバライネンは9位に敗退した。


廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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