この記事をまとめると
■クルマ好きたちが有志で立ち上げたオーナーズクラブが存在する
■しかしいつの間にか消滅してしまうケースも少なくない
■この記事ではオーナーズクラブが空中分解する5つの理由を解説する
楽しい反面、上手くいかないこともしばしば……
日本国内はもとより、世界中にクルマ好きたちが有志で立ち上げたオーナーズクラブが存在します。
実際には新たなクラブが誕生している一方で、自然消滅したり、いざこざが起こって空中分解しているケースも少なからずあります。
人間が2人以上集まると何らかのトラブルが起こるのは、人類の歴史においてずっと繰り返されてきたし、これから先もきっと変わらないのでしょう。
今回「あれほどうまくまとまっていたオーナーズクラブが空中分解する5つの理由とは?」と題して、健全なクラブが運営できるよう、事例をまとめてみました。
理由1)急激にメンバーが増える
当初はごく少数で気の合う仲間同士で構成されていたはずなのに、いつの間にかメンバーが増えて……。そこへさらに新たなメンバーを呼び、急激に所帯が大きくなることがしばしばあります。
ここでリーダーが誰なのかを明確にし、クラブ内の意思統一ができればまだいいのですが……。それには強力なリーダーシップか、中心となるメンバーが「しつこいくらいに」周知徹底する必要があります(それでも伝わらないことが多々あります)。
クラブの成り立ちや方向性、ローカルルールをよく理解しないまま急激にメンバーが増えると……。なぜか不思議と新規メンバーのなかに勝手なことをする人が現れ、クラブの雰囲気を乱しはじめます。
理由2)妬みの感情が表面化する
メンバーのひとりが最新モデルに買い替えた、かなりの費用を投じてフルレストアを実施した、などメンバーのなかには他の人がうらやむほど潤沢な資金を持つ人がいます。必然的に周りに人が集まるようになり、メンバー内でも注目株となっていきます。
しかし誰もが「いやー、いいですね。うらやましい」と好意的に受け止めてくれるわけではありません。見た目にはわからなくとも、心のなかでは強烈な嫉妬心を抱いている人もいます。
その一方で、嫌味なまでに自慢されたら、さすがに複雑な心境をいだく人がいてもおかしくはありません。心のなかでメラメラと燃えたぎっていた嫉妬心が表面化するとこれはこれで非常にやっかいです。
持ち主の悪口をいいはじめるのも時間の問題。それはやがて持ち主の耳にも届くようになり……。その後の展開は推して知るべしです。とにかく、男の嫉妬は厄介なのですよ……。