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やる人は「ほぼゼロ」だろうけどナンバー付けて乗用で乗れるんだからオドロキ! 遭遇したら二度見確実な衝撃のぶっ飛びカー4選 (2/2ページ)

やる人は「ほぼゼロ」だろうけどナンバー付けて乗用で乗れるんだからオドロキ! 遭遇したら二度見確実な衝撃のぶっ飛びカー4選

この記事をまとめると

■もしもナンバーを取得して公道を走っていたら二度見確実な驚愕のクルマをセレクト

■軍用車・商用車を民間車へコンバートした場合、どこにでも行けそうな頼もしい相棒になりそうだ

■本来、クルマが走れない場所を走破する水陸両用車やラリーカーなども楽しそう

多目的車両ならオールマイティに使える?

 国交省のお許しでナンバーがつけられたら、どんな乗り物でも道路を走っていいことになるのですが、やっぱり変わったクルマ、現実的でないクルマというのはあるものです。たとえば、以前ご紹介したギネス記録をもつ最小クーペ「ピール」やカニエが乗っているタイヤがでかい「シェルプ」。そりゃ、乗るのはオーナーの勝手ですけど目撃したら誰しも目を丸くするはず。そこで、今回は「なにも、それ乗らなくても!」てなリアクションが取られそうなクルマをご紹介してみましょう。

1 )トヨタ メガクルーザー

 メガクルーザーを調べてみると、たしかに「多目的自動車」というタイトルにたどり着くのですが、たくさんある目的の中に「普段使い」「アシ車」というのが含まれていそうには思えません。なにしろ、全長こそ5090mmとフルサイズセダンに近いものですが、全幅は2170mmと大型バス並みですから、走る道、曲がる角を選ぶどころの話ではないでしょう。

 それでも、メガクルーザーでしかたどり着けない場所に仕事場がある木こりとか、亡き父が自衛隊に無理いって払い下げてもらったクルマなのでおいそれと手放すわけにはいかない、なんて理由から実用に供されているタマは最低でも20台くらいはいそうな気がします。

 そんなオーナーのお悩みは、ズバリ「ハマーと間違われること」でしょう。せっかく頑張って道に繰り出してはみたものの、メガクルーザーの認知度は悲しいかなそれほどのものではないので、ゲスな動機で乗るには向いてないクルマの筆頭かもしれません。

2)ダイムラー ゼトロス

 ダイムラーのゼトロスは同社の多目的自動車ウニモグの大型トラック版とでも呼べばいいでしょうか。馴染みが薄いクルマかもしれませんが、じつは東日本大震災に見舞われた際、ダイムラーから急遽空輸で寄贈されたというエピソードも。車体のあちこちに、ダイムラー社員の応援メッセージが書き込まれていたという心温まるニュース、ご記憶の方もいらっしゃることでしょう。

 実車はウニモグ同様にほぼ軍用車として開発され、4輪駆動のゼトロス1833(このほか6輪駆動タイプもあり)で全長×全幅×全高=7782×2530×2833mmとビッグサイズ。当然、エンジンもビッグで7.2リッターのディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力は326馬力を発生してくれます(ほかにも多数のエンジンタイプあり)。

 また、ご覧のとおり今風のキャビン下にエンジンルームがあるタイプでなく、昔ながらのボンネットタイプというのも路上では目を引くポイントかと。全高が抑えられるため、輸送機に載せやすいという軍用ならではの特徴でもありますね。

 ウニモグ同様、悪路走破性能や登坂性能に長けているのは言うまでもありませんが、普段使いでものをいうのがトラックならではの積載量にほかなりません。最大積載量10トンのキャパを活かして、前人未到の地へ家族総出でサバイバルキャンプに出かける、なんて使い方はいかがでしょう。積んでいけないものなさそうですから、さぞ快適な野営になること間違いありません!

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