この記事をまとめると
■DS 3 クロスバックに特別仕様車「トワ・ド・パリ BlueHDi」が新登場
■パリのアパートをモチーフにした専用のルーフ色を設定
■1.5リッタークリーンディーゼルはWLTCモード燃費で21.0km/Lという低燃費性能を発揮
フランス・パリのアパート屋根群に着想を得た特別なモデル
もともとはシトロエンの高級モデルを製作するサブブランドだったDSオートモビルは、2015年に独立ブランド化し、独自の高級路線を確立。フレンチ・ラグジュアリーを具現化したラインアップを揃えるが、その中でもコンパクトSUVとなるDS 3 クロスバックは、パリの名所をモチーフにした内外装のデザインや取りまわしの良さが持ち味のクルマに仕上がっている。
そんなDS 3 クロスバックに特別仕様車「トワ・ド・パリ BlueHDi」が新たに発売された。
このモデルの車名にもなっている「トワ・ド・パリ」は、フランス語で「パリの屋根」を意味する。そしてDS 3 クロスバック・トワ・ド・パリは、19世紀後半に都市整備が行われて外壁の石材と屋根の形態や色を規定したことで美しい街並みを構成するパリのアパート群の屋根に着想を得たモデルとなっている。
外装では、最上級グレードの「オペラ」をベースに、専用のルーフカラーとして「キャラットグレー」を設定したのが特徴だ。さらに、専用の18インチアロイホイールに、パリの有名なランドマークをあしらったバッジをフロントノーズと左右のフロントドアに装着している。
内装はベースとなった最上級グレードの「オペラ」に準じたもの。腕時計のストラップをイメージしたデザインのナッパレザーシートに、真珠のネックレスのようなパールトップステッチがシートやダッシュボードにも施され、高級感ある室内空間を演出。オーディオにはフランスの高級オーディオブランド「フォーカル」のサウンドシステムを採用し、臨場感あふれる音響空間を実現した。
パワートレインには、1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン”BlueHDi”を搭載し、8速ATが組み合わされて、燃費はWLTCモードで21.0km/L。プレミアムBセグメントSUVではトップクラスの燃費性能を誇っている。
ボディカラーはクリスタルパールとブラン パール ナクレの2色が用意され、価格はそれぞれ515万6000円、516万7000円となっている。
芸術都市であるフランスのパリから生まれたこのDS3クロスバック「トワ・ド・パリ BlueHDi」は、日本にいながらにしてパリの街の雰囲気を追体験できるような、そんな雰囲気のあるお洒落なクルマに仕上がっている。