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トヨタ・ノアの「OEM車」スズキ・ランディ! 単なる「エンブレム違い」かと思ったらけっこう仕様が違った (1/2ページ)

トヨタ・ノアの「OEM車」スズキ・ランディ! 単なる「エンブレム違い」かと思ったらけっこう仕様が違った

この記事をまとめると

■トヨタのノアがスズキ唯一のミニバン「ランディ」のベースとなった

■OEM車ということになるが、多くの相違点が存在している

■考え方次第ではノアを検討中のユーザーはランディを選ぶ意味がある場合も

トヨタ・ノアとスズキ・ランディの違いを比べてみた

 2022年7月に4代目へとフルモデルチェンジを果たしたスズキの3列シートミニバンであるランディ。と言っても初代から先代の3代目までは日産セレナ、そして新型ではトヨタ・ノアのOEMモデルとなっており、基本的な仕様はOEM元の車両と同様となっている。

 しかし、よくよくチェックしてみると、じつはエンブレムだけを貼り替えた仕様ということではなく、微妙に設定や装備内容が異なっているのだ。そこで今回は、そんなノアとランディの細かな違いをチェックしてみたい。

 まず大きな違いのひとつとして挙げられるのがグレード体系だ。ノアはエアロ仕様の「S-Z」と「S-G」、標準仕様の「Z」、「G」、「X」と5グレードが用意されているのに対し、ランディでは「G」のみとなる。

 また、ノアのGではガソリン、ハイブリッド問わずに7人乗りと8人乗りが選択可能だが、ランディの場合はガソリンが8人、ハイブリッドが7人の乗車定員が固定となっている点も違いとなっている。

 ボディカラーのラインアップは、ノアの標準仕様と同じく5色展開となっているが、「スティールブロンドメタリック」と「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」の2色においては受注生産のため納期が延びる可能性が高くなっているほか、内装色においてもノアのGでは選択可能なフロマージュは設定されていないのだ。

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