街を走るクルマの名前を言い当てるキッズも!
3)街中で見掛けた車名を言い当てられる
「あっ、ウチの子だ!」
そう思ったそこのパパ&ママ、目の中に入れても痛くないほど溺愛するお子さんは将来有望なクルマ好きとみて間違いありません。
お子さんたちの記憶力には目を見張るものがあります。クルマの雑誌や動画など、パパやママがクルマを指さして「これがトヨタのGR86だよ」と教えるとしっかり記憶してくれます。そして街なかで見たときに、現車とビジュアルを脳内できちんと紐付けて「あ! GR86だー!」と教えてくれます。
そこでお子さんを思いきり褒めてあげつつ、いろいろな車種名を教えていくうちに、いつの間にか「クルマ博士」になっています。1年も経てば、パパやママよりも詳しくなっていることも珍しくありません。
親御さんがとくに覚えて欲しい車種があったら、事細かに仕様の違いもお子さんに教えてあげましょう。そのポイントもお子さんはしっかりと覚えてくれるはずです。
このときの記憶が原体験となり、将来の愛車候補に大きく影響することもあります。パパやママの大切な愛車を愛する我が子に乗り継がせたい……とお考えであれば、ここは頑張りどころです(でも、ほどほどに……)。
4)トミカ大好き!
多くのクルマ好きにとってトミカは原点であり、長きに渡って楽しめる趣味、コレクションではないでしょうか?
ほどよいサイズとディフォルメ感。お子さんが乱暴に扱っても壊れないタフネスさ(塗装ははげますが……)。スタンダードなモデルであれば数百円と、手頃な値段も魅力です。
いつの間にかトミカの数が増えて、おもちゃ箱いっぱいに。そして、大人になってコレクションしても所有感を満たしてくれるだけでなく、高い中毒性(笑)を伴う魅力的な作りと新製品の数々……。
また、立体駐車場や消防署、警察署、ガソリンスタンドなど、周辺アイテムも豊富です。親子で楽しめる点も大きな魅力です。そう考えると、トミカってなかなか罪作りな存在です(笑)。
5)子どもの名前がクルマに関連している!
かつてお子さんに「セリカちゃん」「カレンちゃん」と名づけた親御さんがいました。そのほか、「カレラちゃん」「タルガくん」。「セナくん(ちゃん)」という名前のお子さんもいらっしゃいますね。
筆者の身近な人で、RX-7が好きすぎて愛娘に「ナナミちゃん」と名づけたパパがいます。お嬢さんが大人になり、パパの意思を継いでRX-7に乗るようになったら……まるで漫画の主人公みたいです。
まとめ:クルマを憧れの存在だと思ってくれるだけで、パパ&ママはウレシイ
自動車の世界はいま「100年に一度の大変革の時代」といわれています。それに伴い、小さなお子さんたちの憧れの対象や、将来有望なポイントとされる事柄も、時代とともに急激に変化していく可能性があります。
近い将来、仮に電気自動車が普及したら、クルマのデザインはもちろん、たとえば音に関してもお子さんがインプットする情報がまったく変わってきます。そもそもエンジン音という概念がなくなってしまうからです。
クルマの主流がEVになろうと、V12サウンドが過去の産物になってしまったとしても……。クルマを憧れの存在だと思ってくれるだけで、パパ(ママ)はウレシイのです。