
この記事をまとめると
■レクサスUXがマイナーチェンジを敢行
■UXのリヤテールランプが特徴的な造形をしている
■空力性とデザイン性を見事に融合させた力作となっている
燃費を損なうことができないクルマにとって空力は重要な要素だ
「Creative Urban Explorer」がコンセプト、2018年に誕生したレクサスSUVの末弟といえるコンパクトモデルが「UX」だ。キビキビとした走りを予感させるスタンスの効いたシルエットも印象的だが、そこには「風を見方にする」という考え方に基づき、とにかく空力性能にこだわる思いが込められている。
たとえば、標準系グレードに標準される「エアロベンチレーティングアルミホイール」は、そのネーミングからもわかるように整流効果を考え抜いたものとなっている。
具体的には、スポークのフィン形状によりホイール内部の熱気を放出するというデザインで、ブレーキング時のディスク温度をコントロールする機能を持つ。さらに、ホイール側面に走行風を引き寄せるといった整流効果も併せ持っているという。
そのままボディ側に目を移せばフェンダー部分に「エアロスタビライジングアーチモール」が備わっていることも確認できるだろう。だからといってみた目を無視して空力優先しているのではなく、レクサスらしいルックスとエアロダイナミクスをバランスさせているのがUXのスタイリングといえる。