この記事をまとめると
■セルフのガソリンスタンドで給油する際、ガソリンが数滴垂れてしまうことがある
■大きな問題はないが、直ちに拭き取るのが良い
■一番大事なことは、ガソリンをこぼさないことだ
塗装面へのダメージを考えると直ちに拭き取るのが良い
セルフのガソリンスタンドで給油して、オートストップ機能により自動的に給油が止まったあと、給油口からノズルを抜いたときに、ガソリンがポトポトと数滴垂れてしまうことがある。この垂れたガソリン、そのまま放置しておいていいのだろうか?
ガソリンは揮発性が高く、すぐに乾くので、火気さえ近づけなければそれほど大きな問題はない。
ただ長い目で見るとボディの塗装面にダメージを与え、一種のシミの原因になることもあるので、ガソリンをこぼした場合、量の多寡にかかわらず直ちに拭き取るのが基本。
セルフでも給油機のそばに拭きとり用のウエスを置いてあるところが多いので、それでサッと拭き取ってしまうのがベスト。さらにいえば、カラ拭きで拭き取ったあとに、水で洗い流しておくと万全。タイヤやホイールに垂らしてしまった場合も、同様の対処でOKだ。
床にこぼしてしまった場合も、数滴ならウエスで拭くだけで大丈夫。もっと多くこぼしてしまった場合は、店員さんに報告して指示を仰ごう。
でも一番大事なことは、ガソリンを数滴でもこぼさないこと。自動的に給油がストップしたら、ノズルを少し持ち上げ、給油口の端の部分でトントントンと軽く当てて、先端に残ったしずくをしっかり払いきってからノズルを抜いて、給油機の戻すようにしよう。
とくにセルフのスタンドでは、「満タン自動停止後の追加給油」と「少量給油」は禁止事項として掲げられているので、自動停止後の継ぎ足し給油はNG。
「満タン自動停止後の追加給油」と「少量給油」こそが、吹きこぼれの最大の原因とされているので、まずは自動的に給油が止まったら、それ以上の給油をしないことが最重要。
給油が終わったら、給油口内でノズルの先を細かく振って(男子がおしっこのあと、ナニをぷるぷる振るように?)、しっかりしずくを落としてから、ノズルをもと位置に戻してフィニッシュに。
また、給油キャップの閉め忘れも、セルフスタンドでありがちな失敗パターンなので、給油キャップの再確認も習慣化したい。