スズキのコンパクトミニバンや小型SUVも新規で参入
インドネシアにおける多人数乗車モデルとしては、3列シートを持つコンパクトミニバンとなる“エルティガ”がスズキの稼ぎ頭となっている。2022年6月10日にスズキのスマートハイブリッドを搭載した“エルティガ ハイブリッド”を正式発表し、商品力を向上。2グレードあり、上級のスズキスポーツのATモデルで2億8130万ルピア(約255万円)となっている。
プレスカンファレンスにおいては、「ますます多様化する消費者ニーズに対応するため」として、新型バレーノのほか、現在インドでラインアップしている小型SUV、“Sプレッソ”のインドネシア国内での発売も発表している。日本の軽自動車より少し大きいぐらいのコンパクトカーは、若い世代を狙っているようである。ちなみにMT車で1億5500万ルピア(約139万6550円)とのこと。
スズキのニューモデル発表からわかるように、インドネシアでは多品種構成が目立ってきているようだ。これは消費者ニーズの多様化が進んでいることの証であり、インドネシアの新車販売市場が順調に成長しているような印象を受けた。