「うっかり失効」は1年以上経ってしまうと最初からやり直し
つまりうっかり失効でも6カ月以内に気が付けばそれほど労力と時間をかけずに更新が可能ということになる。気になるのは6カ月を超えた場合で、まず理由がある場合は3年以内であれば、その原因となることが終わった1カ月以内に手続きをすれば、更新が可能となっている。もちろんこの場合も理由を証明できるものを用意する必要がある。
理由がない場合でも、じつは救済措置があって、6カ月を超えて1年以内であればもともと取得していた免許の仮免が発行される。この仮免を使用して路上教習や実技試験、学科試験、適性検査、講習を受けて本免許を取得することが可能。面倒ではあるが、イチから取り直すよりもかなり手間も費用も軽くて済む。
最後に理由があって3年以上、また理由がなくて1年以上の場合は救済措置がないので、自動車教習所に通うか、運転免許試験所でいわゆる一発試験で再取得するしかない。つまり今まで運転免許証をもっていたことは関係なくなってしまう。
とにかくうっかり失効はしないというのが結論で、定期的に免許証の期限を確認するなどして注意したい。