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刑務所の中から「手紙」でスーパーカーが買えたってマジ!? フェラーリのサーキット走行を上まわる「賭博」の刺激 (1/2ページ)

刑務所の中から「手紙」でスーパーカーが買えたってマジ!? フェラーリのサーキット走行を上まわる「賭博」の刺激

この記事をまとめると

■とある人物の刑務所からフェラーリを注文していたという告白が話題になっている

■ある程度の購入実績と信用、そして資産があれば不可能ではない

■その人物にとっては、フェラーリをサーキットで走らせるよりも博打の方が刺激的だったらしい

塀の中から購入したフェラーリは渋谷にコレクションされていた

 編集部よりメールが届いた。

「バクチでめちゃめちゃスッって、会社をクビになって刑務所に入った御曹司が、獄中からフェラーリを何台も注文していたそうですが、そんなことってできるんですか!?」

 私はムショに入ったことはないが、条件によってはできるはずだ。その条件とは、ムショに入る前に、それなりの購入実績があること。つまり、金銭的な信用があることだ。服役中であろうとなんだろうと、それさえあればフェラーリは買える。

 編集部「フェラーリくらいのクルマになると、身元調査とかあるのかなと思ったんですが」

 そんなものはない。スーパーカーに限らず、自動車の販売担当者たちが調べるのは、ローン滞納などの「ブラックリスト」に載っているかどうかだけだ(厳密にはローン会社が調べる)。

 フェラーリだって商品だ。お金さえ払えば買える。さすがにムショのなかから1台目のフェラーリを買うのは難しいかもしれないが、それだってお金や信用さえあって代理人が手続きすれば買える。スペチアーレなどの限定モデルはいきなりは買えないが、それは塀のなかだろうと外だろうと同じ。これまでの購入実績によって判断される。

 編集部の言う「御曹司」とは、元大王製紙社長の井川意高(もとたか)氏である。氏は大王製紙の3代目社長だったが、バカラ賭博にハマって海外のカジノで106億円以上を「熔かし」、その多くを子会社から不正に融資させていたとして、特別背任で懲役4年の刑に服した(自身の持ち株売却により不正融資は完済)。

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