この記事をまとめると
■「カーシェア」と「レンタカー」のメリット&デメリットを比較
■カーシェアは24時間いつでもすぐに借りられるフットワークの良さが魅力だ
■レンタカーは制約が多いものの、店舗型対応による安心感がメリットとなっている
フットワークの良さで選ぶか充実のプランで選ぶか
現在、愛車を所有していない人はもちろん、愛車とは異なるジャンルの車両が必要になった場合などにお世話になったことがある人も多いであろうカーシェアとレンタカー。
どちらも“お金を払ってクルマを借りる“という基本は同じであるが、両者の違いやメリット、デメリットはどんな点となるのかを改めてチェックしてみたい。
まずはカーシェアのメリットから。カーシェアメリットはなんといっても気楽にクルマを借りることができるということ。事前の登録が必要になることが多いが、それさえ済ませておけば、パソコンやスマホから簡単に予約を入れることができ、レンタカーのように借受時の手続きもなくクルマに乗ることができる。
また、カーシェアのステーションもコインパーキングの一部などレンタカーの店舗よりも多くの場所に点在しているので、家の近所にステーションがあればさらに手軽にクルマを借りることができるのだ。
対面での手続きがないため、空きさえあれば24時間好きな時間帯に借りて返すことができるのもレンタカーにはないメリットと言えるし、借りる時間も10分~15分刻みという短時間での利用ができる点や、燃料を満タンにして返却する必要がないというのも手軽さに拍車をかけてくれるポイントとなっている。
一方のデメリットは、カーシェアは会員制となっているため、最初の手続きが煩わしいほか、月額の会員料金が発生することがほとんどなので、1度も使わない月でもなんらかの費用が発生してしまう。
そしてレンタカーとは違って、利用予定のカーシェアのステーションにある車両の台数が少ないと、かなり前もって予約を入れておかないと車両を借りることができない場合や、前の使用者の返却が遅れていて車両がないという場合も。
この場合、代替車両を探してはくれるものの、近隣のステーションにも車両がない場合はキャンセル扱いとなるケースもあるのだ。
またレンタカーとは異なり、1回の貸し出し毎に車両の清掃などがなされないため、前のユーザーの使い方が悪いと汚れの酷い状態でスタートするということも珍しくない。