この記事をまとめると
■ジープ・ラングラーに特別仕様車が設定された
■前席頭上にフリップトップを装備し、専用ボディカラーを設定
■通常モデルにはラインアップされていないV6エンジンを搭載
ソフトトップの追加で自然とより一体になれる
ジープの王道とも言えるラングラーは、悪路走破性に長けたクルマとして長年ラインアップされており、山の中や砂漠などの道なき道を走るにはもってこいのモデルだ。
そんなラングラーに特別仕様車「リミテッドエディションウィズサンライダーフリップトップフォーハードトップ」が設定された。
その特徴は、前席の頭上を手動で開閉するソフトトップの「フリップトップ」としたことで、景色のいい場所や気持ちのいい場所を訪れた際、直接、大自然の清々しい空気と触れ合うことが可能となっている。自然との共生をテーマとしているジープらしい装備といえるだろう。ちなみにハードトップも用意されるため、雨風を凌ぎたいときには通常モデルと同様のハードトップ仕様にして使用することも可能だ。
また、ボディカラーに「ゴビC/C」と「スティンググレーC/C」のふたつを設定。どちらもこの特別仕様車のために用意された特別色で、落ち着いたトーンのカラーがラングラーの存在感を引き立てている。
インテリアはベースモデルの「アンリミテッド・サハラ」に準じており、フロントシートヒーター付きのレザーシートに、8.4インチのタッチパネルモニター付きオーディオナビゲーションシステム、115Vのアクセサリー電源ソケットなどを装備し、車内の快適性も充実化が図られている。
また、この特別仕様車のもうひとつのトピックが、通常モデルでは採用されていない3.6リッターV6エンジンを搭載していることだ。最高出力284馬力、最大トルク347Nmという力強いパワーを発揮し、オンロードでもオフロードでも頼もしいパフォーマンスを披露してくれる。
運転支援機能も充実。アダプティブクルーズコントロールやパークセンスフロント・リアパークアシスト、パークビューリアバックアップカメラなどを標準装備しており、長距離ドライブや取りまわしも考えられた装備が付くのは嬉しいことだ。
ジープ・ラングラー「リミテッドエディションウィズサンライダーフリップトップフォーハードトップ」の価格は799万円となっている。
オープントップによって自然との共生を深め、またパワフルなエンジンの搭載によって余裕ある走りを両立した特別仕様車は、普段のドライブを非日常的な刺激にあふれたものに変えてくれそうだ。今回の特別仕様車が何台用意されているかは明かされていないが、供給台数に限りがあることはアナウンスされているから、興味のある方は早めの問い合わせを。