この記事をまとめると
■ダイハツのミドルサイズセダンであるアルティスが一部改良を受けた
■ボディカラーにエモーショナルレッドIIIを追加するなどの商品改良を実施した
■価格は、従来よりも約1万円アップとなる406万3000〜426万1000円に変更された
メーカーオプションとしてエモーショナルレッドIIIを新設定
軽自動車のメーカーとして毎年、スズキと熾烈な販売台数争いを繰り広げているダイハツ。そんなダイハツは、コンパクトハッチのブーンやコンパクトSUVのロッキー、プチバンのトールなど、コンパクトなモデルを中心に普通乗用車もラインアップしているのだが、その中にアルティスというミドルサイズセダンがあるのはご存知だろうか? アルティスは、200万円以下のモデルがほとんどとなるダイハツのラインアップにおいて、もっとも安いグレードでも400万円を超えるプライスで販売されている、ダイハツのフラッグシップセダンだ。
もともとアルティスは、2000年にトヨタから供給されたカムリのOEM車として誕生。ベースとなっているカムリがモデルチェンジするのに合わせて代を重ね、2017年にはアルティスも5代目へとモデルチェンジを果たしている。
そんなアルティスが一部改良を実施した。これはベースとなっているトヨタ・カムリが一部改良を実施したのを受けたものであり、アルティスの一部改良もトヨタ・カムリの一部改良に準じたものとなっている。具体的には、ボディカラーにエモーショナルレッドIIIをメーカーオプションとして新設定するなどの商品改良が行われた。
今回の一部改良を受け、ダイハツ・アルティスは価格も変更。Gの2WDが406万3000円に、GのE-Fourが426万1000円となった。
ダイハツにとっては貴重な存在のミドルサイズセダンとなるアルティスだけに、商品改良による商品力の向上は大歓迎。価格の上昇幅も最低限に抑えられたのはうれしい限りだ。