この記事をまとめると
■フィアット500Xに限定モデルとなる「インフィニート」が発売
■500Xのカブリオレ仕様を日本に初導入
■手軽にオープンエアドライブを楽しめる100台の限定車
ワンタッチでルーフ開閉のカブリオレ仕様
フィアット500(チンクエチェント)ファミリーの一員として2015年にラインアップに加わったコンパクトSUVの500X。第2世代500のデザインモチーフを4ドアSUVスタイルのボディ各所に散りばめ、居住性やユーティリティを高めたクルマだ。
そんな500Xの限定車「インフィニート」が発売された。
「インフィニート」とは「無限」を意味するイタリア語で、500Xのカブリオレモデルとして日本初導入されるこの限定車が、無限の可能性を秘めていることを表している。
特別装備となる大開口のオープントップルーフはこの限定車のみの設定で、ワンタッチで操作可能な電動開閉式。いつでも手軽にオープンエアドライブを楽しむことができる。また、ソフトトップはブルーのため、外装色のジェラートホワイトによく映える。
インテリアはベースとなった500X Crossと同様で、ブラックレザーシート、電動パワーシート、7インチタッチモニターパネル付きのオーディオプレイヤーなどの快適装備も備わっている。
もちろん安全装備も充実。走行時に車線を逸脱しそうになった際に注意喚起するレーンディパーチャーウォーニングやミラーの死角に入った車両を知らせるブラインドスポットモニター、後退時に左右方向から接近する車両の存在を警告するリアクロスパスディテクション、車両後方の障害物の有無を確認できるリアパーキングカメラなども搭載する。
フィアット500Xインフィニートは、100台の限定販売で、価格は398万円となる。
熾烈な販売競争が繰り広げられるコンパクトSUVというカテゴリーにおいては、ときに個性というものが武器になることがある。持ち前の高い実用性に加えてオープンエアドライブという個性を得た500Xインフィニートは、あえて選ぶだけの価値あるモデルとなっている。