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海外では「BOSOZOKU」スタイルと認められている! いわゆる暴走族とは違う「旧車會」とは (2/2ページ)

海外では「BOSOZOKU」スタイルと認められている! いわゆる暴走族とは違う「旧車會」とは

この記事をまとめると

■絶版バイクを暴走族風にカスタムして同好の士らとツーリングを楽しむ「旧車會」

■旧車會を構成員の多くは社会人でしかも中年以上のメンバーがほとんど

■海外では「BOSOZOKU」はトレンドカスタムの一員となって久しい

見た目で悪いヤツらだと判断すべからず

 旧車會については、なにかと不穏なニュースが多く伝えられています。チンピラのごとく、コンビニ店員を脅しただの、因縁をつけて誰かのバイクを倒しただの、およそ「社会のダニ」扱いされても不思議ではありません。

 そもそも、旧車會というのは絶版バイクなどを「暴走族風」にカスタムし、これまた「暴走族風」ウェアをまといつつ、同好の士らと仲良く過ごすグループのこと。旧車会というのもあって面倒なのですが、こちらは読んで字のごとく旧いバイク(やクルマ)に好んで乗っている同好の士であって「暴走族風味」は含まれないグループ。

※写真はイメージです

 旧車會を構成している人びとの多くは社会人で、しかも中年以上のメンバーがほとんどというデータもあります。以前、テレビのワイドショーで驚いたのは、旧車會のメンバーという女性が、自分の母親かと思うほど高齢だったこと。熟女を通り越して老女に近い彼女が、カメラに向かって「旧車會の何が悪い」と意気揚々と声を張っていたのは今でも忘れられません。

 そして、暴走族と違うのは、社会人ゆえに週末や休日の昼間に走ること。「真夜中のハイウェイ」なんて名曲がありましたが、お仕事をしている方々ゆえ「そんな時間はちょっと……」ということなんでしょう。日曜日、観光地の駐車場なんてシチュエーションに、何台もの「暴走族風」バイクが集まって、バリバリ鳴らしてたら、そりゃ悪目立ちしないほうがおかしいわけですよ。

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