大切な場所だけに「ケチる」べからず! 「安いけどけっこう良いじゃん」が基本あり得ないクルマのパーツ5つ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■主な消耗品で高い物と安い物の違いを解説

■安い物でも使えなくはないが、耐久性が低かったり使い勝手が悪い場合が多い

■高い物が必ずいいとも限らないのが難しいところで、1番なのは純正品だろう

安いパーツばかり使うのは最終的に得するのか損するのか

 パーツや消耗品など、同じモノというか機能のものでも価格がバラバラなのものがある。一見するとまったく問題ないように見えるので、安いほうを使ったりするが、世間一般では価格=性能とも言えるだけに、実際には問題がないか気になるところだ。最悪、安物買いの銭失いになる可能性もあったりするだけに、今一度考えてみた。

オイル

 オイルの価格は千差万別で、リッターあたり数百円から数千円まで非常に幅広い。ちなみに最近は価格高騰の流れで見かけなくなったが、ちょっと前までホームセンターの激安オイルはリッター200円ぐらいというのもあった。いずれにしてもオイルの性能は見た目で判断できないのが難点。

 基本的にオイルの価格はベースオイルの性能と添加剤のグレードによって決まるので、安いものはそれなり。たとえ同じ規格内だとしてもそれは当てはまる。ただし、純正オイルは安い傾向にあるが、大量生産のおかげでもあるし、また性能という点ではある一定のレベルが保証されているので例外ではある。

オイルフィルター

 純正品だと1000円を超える一方で、安いのは300円ぐらいのものもある。分解したことがあるが、安いものは内部のろ紙の量が少なかったりした。最低限のろ過機能はあると思われるのでシビアに考えなくてもいいかもしれないが、エンジンを大切にするなら高いもの。つまり純正のほうがいいだろう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報