コアなファンはなんだかんだで結局買うと予想
私の亡父は、ソアラのファンだった。初代ソアラを買っていたく気に入り、2代目も買った。
しかし3代目ソアラは、それまでのソアラとは似ても似つかない、ぬめ~としたクーペで登場した。北米で「レクサスSC」として売るための大変身だったが、日本国内では猛烈に不評で、父も「今度のソアラ、あれはイカン!」と怒り、買い替えなかった。
ところが1~2年後(正確には失念)、実家に帰ると、「新しいソアラ、注文したよ」と言う。
なぜ!? と聞くと、「ずっとソアラに乗り続けることにした」と、理由にならないような答えが返ってきた。父の場合、もはやソアラ以外の選択肢は考えられなくなっていたのだろう(結局最後はプログレに乗り換えたけど)。
ずーっとクラウンに乗り続けている方なら、なおさらじゃないだろうか? なんだかんだ言いつつ、「しょうがないな」と言って、新型クラウンを注文するんじゃないだろうか。「やっぱり俺は最後までクラウンに乗り続けるさ!」とか言いながら。
恐らく、その選択は、99.99999%くらい、間違っていない。新型クラウンは、たぶんとってもいいクルマだから! そんな予感がする。