この記事をまとめると
■現行型ロードスターはすでにデビューから7年が経過しており、そろそろ次期型が気になる
■すぐのモデルチェンジはないだろうが、次期型では電動化することがアナウンスされている
■ハイブリッド化されたとしても、ロードスターらしい走りがスポイルされる恐れは少ないだろう
2030年までに次期型でロードスターは電動化する
ロータリーエンジンと並んで、マツダを代表する車種のひとつがロードスターだ。世界でもっとも売れたライトウェイトオープン2シーターとして知られるロードスターは、現在販売されているモデルで4代目となる。
この4代目モデルは2015年5月にデビューしているので、すでに7年が経過したことになり、そろそろ次期型の登場が気になる時期となってきたといえるだろう。
とはいえ、ロードスターは国産車のなかでも1世代のモデルライフが長い車種であり、歴代モデルも7年~10年という息の長い販売が続けられてきた。
かくいう現行型も昨年末に一部改良を受けて、新技術のキネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)を全モデルに採用したばかりであり、近々にフルモデルチェンジを実施する可能性は低そうだ。
ただ、当然ながら水面下で次期型ロードスターの開発が進んでいることは間違いなく、すでに「2030年までにロードスターは電動化する」とアナウンスされている。あくまで“2030年までに”であるから、恐らくそれより前の段階で電動化されたロードスターが登場することは間違いないだろう。そう考えると、純然たる内燃機関を搭載したロードスターは現行型のND型が最後と見るのが自然だ。