子ども達が夢中になる自然体験!
畑に到着すると、基本自由に収穫開始。じつはこの野菜、代官山青果店というプロが面倒を見て育てたもので、品質は保証付き! 当日も代官山青果店のスタッフが収穫の方法を教えてくれて、みんな思い思いにバッグに野菜を入れていた。ちなみになっていた野菜は、白茄子、茄子、かぼちゃ、ピーマンで、じつは私もかぼちゃをひとつお土産にいただいたのだがじつに美味しかった。
収穫時には青空に恵まれ、汗を流しながらバッグ一杯に野菜を詰め込む。参加者にはお子さんが多く、自分の顔よりも大きいかぼちゃを抱えたり、珍しい白茄子にビックリしたり、時折飛び出してくるアマガエルと遊んだりと、そこら中で笑顔が見られた。
収穫を終えると今度は苗を植える体験。最近はなかなか子どもが土に触れる機会が減っていて、土を触るのが苦手な子も多いというけれど、この日参加したキッズたちはみんな元気いっぱいに苗を土に埋め込んでいた。この日植えられた苗も、このカングーファームで大切に育てられ、次回イベント時に収穫されるに違いない。
畑からベースのテントに戻ると、いよいよお待ちかねの昼食。流石にいま穫ってきた野菜を使って……というわけにはいかず、準備してあったカレーをいただく。だが、このカレーがまた凄い! ミシュランのビブグルマンも獲得しているSPICE CAFÉのシェフ、伊藤一城さんが作り上げたスリランカ風のカレー2種。このカレーにさまざまな野菜のおかずが添えられたもので、家庭はもちろん、なかなかお店でも出会えないもの。収穫で身体を動かしたせいか、お父さんを中心におかわりする参加者もいて、みんな大満足の様子だった。
お腹もいっぱいになったところで、このイベントは終了! コンテンツを詰め込みすぎないところがまた、カングーの世界感に、そしてカングーオーナーにもマッチするのだろう。私自身、炎天下での取材ということで心地良い程度の疲労を感じていたのだが、帰路で社用車のステアリングを握りながら、「あぁ、これがカングーだったらもっとラクなんだろうな」なんてカングーのゆったりした走りを想像してしまった。
さて、カングーファーム。第一回目となる今回は抽選で当たった10組しか参加できなかったが、また次回も開催される可能性があるという。そのときはルノー・ジャポンのホームページに情報が出るので、チェックしてほしい。満足のいく1日になること間違いナシだ。
さらにカングーオーナーには朗報! カングーファーム時にルノー・ジャポン側からアナウンスがあったのだが、コロナ禍でリアル開催されていなかったカングージャンボリーが、今年は行われる予定だという。ベテラン参加者はもちろん、まだ行ったことがないという方も、まったく緊張せずに参加できるイベントなので、ぜひとも一度その目で見てほしい。