”赤バッジ”の装着が許された7代目がついに登場! ホンダが新型シビックタイプRを発表 (2/2ページ)

インテリアも走ることに特化した仕立てに

 インテリアは、ベースとなるシビックが持つ視界の良さを確保するダッシュボードなど、基本はそのままに、「R」を名乗るのに相応しい赤を基調としたインテリア類のパーツや専用のバケットシートを採用する。

 ステアリングは、スポーツ走行に適したスウェード調。そのほか、「+Rモード」という走りに特化した専用モードを備える。このモードにするとメーター表示も専用のものとなり、より運転に集中できる環境をドライバーに提供することが可能だ。まさに「タイプR」を名乗るに相応しい仕立てと言えるだろう。

 ちなみに、「Honda LogR」を使用すると、走行データや映像などをシェアできるシステムも備えているので、サーキット走行勢にもしっかりと対応している。

 エンジンは先代同様に2リッター直4ターボエンジンとなるが、同車に合わせて再セッティングされた専用品。ミッションは先代同様6速MTを採用する。貴重なスポーツカーをまだまだMTで楽しめるのはファンとしてはうれしいポイントだろう。

 各サーキットでのタイムで「FF最速」の称号を手にするために、徹底的に先代のネガな部分をブラッシュアップしているのは言うまでもない。「タイプR」の名前の前に妥協の2文字はないのだ。

 歴代最強のシビックタイプRの価格や販売日はまだ決まっていないが、そう遠くないうちに発表されるはずなので、是非期待していて欲しい。


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