この記事をまとめると
■スズキのクロスビーが一部仕様変更されて販売される
■新たな意匠のフロントグリルとアルミホイールを全車に採用
■内装にはブラウンを取り入れたパッケージを設定
使い勝手も向上した小型クロスオーバーワゴン
スズキの小型クロスオーバーワゴンとして2017年に発表、販売されたクロスビー。軽自動車で好調なハスラーのコンセプトを乗用車クラスに落とし込んだモデルで、軽自動車ではもの足りない部分を補った余裕のあるクルマとしてラインアップされている。
そんなクロスビーが一部仕様変更を受けて8月10日から販売されることになった。
外装で変更された点は、新たな意匠のフロントメッキグリルと切削アルミホイールをすべてのグレードに採用したこと。これにより、キリっと引き締まった雰囲気となった。
また、フロントドアにプレミアムUV&IRカットガラスを採用するとともに、フロントガラスにIRカット機能を追加。
内装では、ラックススェード&ブラウンレザー調のシート表皮と、ブラウンメタリックのインパネカラーパネルとドアトリムカラーパネル、ブラックレザー調のフロントドアトリムクロスを採用した「ブラウンアクセントパッケージ」をメーカーオプションとして設定した。
そのほか、インパネの中央部にタイプAとタイプCのUSBソケットを追加するなど、使い勝手の向上も図られている。
搭載されているパワーユニットに変更はなく、1リッターの直列3気筒直噴ターボエンジンにモーター機能付き発電機(ISG)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッド方式で、2WDと4WDの駆動方式を選べる。
また、安全機能として自動緊急ブレーキや誤発進抑制機能などが付いた「スズキセーフティサポートパッケージ」を引き続き設定し、「サポカーSワイド」「衝突被害軽減ブレーキ認定車」にされているのもうれしい。価格は184万300円から224万5100円となっている。
小さいながらも悪路走破性と使い勝手に優れるクロスビーが、一部仕様変更によってますます商品力が増した。小さくとも頼り甲斐のある1台となっている。