この記事をまとめると
■アルファロメオのジュリアとステルヴィオに限定モデル「エストレマ」を設定
■内外装にブラックのパーツをアクセントとして採用し、スポーティな印象に仕上げた
■ジュリア・エストレマが70台、ステルヴィオ・エストレマが80台の限定発売
スポーツ性を高めて乗る人を昂らせる限定モデル
現在、日本に導入されているアルファロメオは、セダンのジュリアとSUVのステルヴィオの2モデルとなる。いずれもアルファロメオらしい官能的なフォルムと高い運動性能を兼ね備えた魅力あふれたモデルとなっている。
そんなアルファロメオ・ジュリアとステルヴィオに、限定モデルの「エストレマ」が設定された。
限定モデルに名付けられた「エストレマ」というイタリア語は、英語で「エクストリーム」(極限、極致)を意味し、アルファロメオのスポーツ性を際立たせたモデルとなっている。
外装では、カーボンファイバー製フロントグリルインサートやサイドミラーハウジングなどを採用するとともに、ダークエンブレムやブラックのブレーキキャリパー、ダークカラーにペイントされたアルミホイール(ジュリアのみ)など、ブラックを用いたアイテムを装着することで、全体が引き締まった印象となった。
内装では、随所に使用されたカーボンパネルやアルカンターラスポーツレザーシートが、アルファロメオのスポーツ性を強調する。さらに、サンルーフを特別装備。インテリアはスポーティであるとともに開放的な空間となった。
パワートレインは、ジュリア、ステルヴィオともに2リッター直4ターボエンジンで、最高出力280馬力、最大トルク400Nmのパfーマンスを誇る。
足まわりには電子制御可変式ダンパーを備えたALFAアクティブサスペンションを採用。ALFA DNAドライブモードシステムで選択された3つのモード(D、N、A)に応じて減衰力を最適化することで、俊敏なハンドリングと乗り心地を両立している。
限定モデル「エストレマ」には、外装色としてミザーノブルーとブルカノブラックの2色を用意。ジュリアはミザーノブルー45台、ブルカノブラック25台の合計70台、ステルヴィオはミザーノブルー50台、ブルカノブラック30台の合計80台が限定発売される。価格はジュリアが690万円、ステルヴィオが823万円となる。
最近のアルファロメオは、F1や電気自動車のレースであるETRCに参戦するなど、モータースポーツ活動にも積極的だ。そんなブランドには、今回の限定モデルのように、スポーツ性を強調したモデルはなくてはならないもの。ぜひとも「エストレマ」でアルファロメオならではの昂りを感じていただきたい。