この記事をまとめると
■ドライバーのブレーキの無駄踏みによって、交通の流れは悪化する
■それにより渋滞や事故が起こってしまうことも
■ブレーキを無駄踏みしがちなポイントを挙げて解説する
上り坂では速度を維持を心がけたい
交通の流れというのは、渋滞や事故にも関係するだけに重要だ。もちろん工事などでの規制によって流れが阻害されてしまうのは致し方ないが、意識によって滞りを避けられることもある。それがブレーキのいわゆる無駄踏みだ。今回は発生しやすいポイントについて整理してみた。
坂道やサグ部
サグ部とは下り坂から一転して、上り坂になるところ。そもそも下り坂が続くとスピードが自然に上がってしまうことから、ブレーキを踏みやすく速度は低下しがち。上り坂も自然に速度が下がってしまう部分で、それがサグ部として複合すると渋滞の原因になってしまう。下り坂を勢い付けて下りるのは避けるとしても、上り坂にかかったら意識してアクセルを踏んで速度を維持するようにしたい。
トンネル
教習所でも習うように、トンネルの入口は先が暗いし、出口はいきなり明るくなるのでアクセルを緩めがち。かまわず突っ込めというわけではないが、車間距離をしっかりと取って、自然に入り、出るようにする。
ちなみに中央道の渋滞の名所、小仏トンネルが大渋滞するのは、トンネルかつ上り坂という二重苦が原因。
Nシステム
Nシステムはナンバーを読むもの。オービスと間違えて、ここでもアクセルを緩めるクルマがいる。
最近のオービスは小型化しているので、なおさら。もともとスピードを出していなければいいだけの話ではあるが、スピードを緩めるにしても、ゆっくりと落としていくようにしたい。