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20代の普通の若者が800万円の新車を買ってるだと!? JEEPディーラーに突撃したらラングラーがバカ売れする理由がわかった (2/2ページ)

20代の普通の若者が800万円の新車を買ってるだと!? JEEPディーラーに突撃したらラングラーがバカ売れする理由がわかった

この記事をまとめると

■日本でも好調に売れているジープ・ラングラー

■スタンダードなラングラー・サハラでも727万円と高価だが若者が購入することも多い

■残価設定ローンを利用すれば高い残価率によって若者でも手が届く

残価設定ローンが若者のクルマ選びを変えた

 ステランティスグループのジープブランド車の日本国内販売が好調に推移している。とくにラングラーは、本国アメリカに次いで世界で二番目といわれるほどよく売れているし、202年11月に国内発売されたラングラーの派生モデルといえるグラディエーターは、初回輸入された400台があっという間に完売になったとのこと。

 しかもラングラーについては、20代の若者の人気が高いと伝えられている。ただ、スタンダード仕様ともいえる、サハラでもメーカー希望小売価格が727万円もするので、支払総額ベースでは800万円ほどになってしまう。「本当にそのような高額なモデルを20代の若者がホイホイと買っているのか」という疑問をジープディーラーでぶつけてみた。

 セールススタッフいわく、「はい、確かに20代など若いお客様がよく購入されています」とのこと。それでは青年実業家やIT長者、資産家の子息といった類の富裕層の若者なのかと聞くと、「けっしてそういうわけでもないですよ」と答えてくれた。

 セールススタッフは、その秘密は残価設定ローンにあると教えてくれた。「弊社で扱っている残価設定タイプのオートローンにおける、5年後の設定残価率は60%となっております。下取り車や現金での頭金次第で、割賦元金を450万円ぐらいにしていただければ、月々のご負担はかなり軽減されます」と説明してくれた。

 日系ブランドの残価設定ローンでは、5年後の設定残価率はおおむね30%から35%ぐらいが相場となっている。アルファードなどリセールバリューが鉄板なモデルでも50%を超えるか超えないか程度なので、60%はいまどきではまず拝めない残価率となっている。

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