この記事をまとめると
■ボルボがラインアップを一新した
■新しいインターフェースの採用やフェイスリフトの実施など変更は多岐に渡る
■日本仕様は右ハンドルのみの展開となっている
日本で販売される人気モデルのラインアップを一新
北欧のプレミアムブランドである「ボルボ」は、他にはない独自性を持った北欧らしいモダンかつシンプルなデザインで、日本でも人気が高い。また、高い環境意識を持っているブランドとしてもお馴染みで、いち早く全車を電動化したことも話題となった。
BEVも有しており、「C40リチャージ」は高いパフォーマンスと質感から人気を博しているという。
そんなボルボの一部車種のラインアップが、このたび一新されたとのことでお伝えしたい。
まず、同社のラインアップは最上級モデルの「Ultimate」(アルティメット)と充実装備の「Plus」(プラス)の2グレードを基本とする2種類へと変更となった。
なかでもプラグイン・ハイブリッドの最上級モデルUltimateは、北欧らしい仕上げが施されたラグジュアリーな内装を有しつつ、新しいエクステリアデザインテーマが与えられているのがトピックだ。
インテリアはナッパ・レザーに加えて「テイラード・ウール・ブレンドシート」をオプションで選択可能となっている。
また、日本におけるボルボのベストセラーとなっているコンパクト・シティSUV「ボルボXC40」は、デビュー以来初となるフェイスリフトを敢行。
新デザインのフロントヘッドライトが与えられたほか、新しい外装色を設定。パワートレーンは48Vハイブリッドを採用するB3(前輪駆動)とB4 AWD(全輪駆動)をラインアップする。XC40のパワートレーンは、先に発表されているツインモーター仕様とシングルモーター仕様が選択できるピュア・エレクトリック(電気自動車)と合わせ、合計4種類が設定されているので、ライフスタイルに合わせた選択が可能となっている
なお、昨秋にXC60から導入されているGoogle搭載の新インフォテイメントシステムが、ボルボ全車に標準装備となっているのも嬉しいニュースだ。「Google アプリ/サービス」などが使えるインターフェースとなっており、スマートフォンに近い感覚で使うことができるのだ。
プラグイン・ハイブリッド全車には、アクセルペダルのコントロールだけで加速と減速を直感的かつシームレスに制御できる「ワンペダル・ドライブ機能」を装備し、ブレーキ時の回生機能によって燃費向上も見込める。
日本仕様のモデルはすべて右ハンドルとなる。
次ページにて変更の入ったモデルの詳細を紹介したい。