見た目だけでなく数々の便利装備も継承&新採用
新型ムーヴキャンバスが先代から受け継いだのはエクステリアのイメージだけではない。先代で好評だった数々の便利機能も引き継いでいる。例えば、両側パワースライドドア。軽ハイトワゴンにおいては、リヤドアは、ヒンジドアかスライドドアかで販売台数が大きく変わるほど重要な装備なだけに、両側パワースライドドアが継承されたのはうれしい。
そのほかにも、バックなどの手荷物の収納に便利と好評だった後席下の「置きラクボックス」が、新型ムーヴキャンバスでも採用されている。衝立を立てることで、背の高い荷物も固定しやすくなるバスケットモードも健在だ。
また、新型ムーヴキャンバスで新たに採用された便利装備も多い。温かいドリンクを保温して保持できる「ホッとカップホルダー」や寒い日には重宝する運転席/助手席シートヒーター、マスクなどの薄型小物の収納に便利なインパネアッパーボックスと、こちらもちょっとした小物が入るインパネロアボックスなど、なくても問題ないけどあれば絶対に便利なさまざまな快適装備の採用で使い勝手が非常にいい。
さらに、ディスプレイオーディオは、Apple CarPlayワイヤレス接続に対応しており、お手持ちのiPhoneの機能をそのまま新型ムーヴキャンバスで使用することができる。インパネとれいに設置されたワイヤレス充電規格Qi(チー)が備わっているのもうれしい。
ほかには、ダイハツ初となる10インチカーナビと、前後方に加え室内録画も可能なドライブレコーダーをディーラーオプションとして設定。安全安心なカーライフをサポートしてくれる。
最後に、ムーヴキャンバスではDNGAの採用で進化した走りにも注目。
DNGAやハイテン材の使用率向上によって車両重量は先代比マイナス50kgを実現。操縦安定性が向上しているだけでなく、燃費(WLTCモードで22.9km/L)にも大きく貢献している。
パワートレインには、これまで要望が多かったターボを新設定し、力強い加速感を実現している。
そのほか、自動ブレーキやクルーズコントロールなどの機能がある「スマートアシスト」やアクセルの踏みすぎや踏み間違いを検知してブザーやモニター表示で警告して加速を抑制する「プラスサポートシステム」、車線変更時等に後方車両を検知してピラーに設置したインジケーター及びブザー音でドライバーに知らせてくれる「ブラインドスポットモニター」など、安全装備も充実化が図られた。
新型ムーヴキャンバスの価格は、「ストライプス」「セオリー」ともに149万6000円から191万9500円となっている。
ダイハツの軽ハイトワゴンとして可愛さと使い心地の良さで人気となったムーブキャンバス。その良さに磨きがかかった新型ムーヴキャンバスも多くの人から愛されそうだ。