この記事をまとめると
■データシステムから新型ステップワゴン用の「TV-KIT」が発売
■装着することで走行中の純正ナビ操作やTV番組の視聴が可能になる
■「TV-KIT」をデフォルト作動させるスイッチレスタイプと切り替えスイッチ付属タイプを用意
走行中に同乗者がTVを見られない不満を解消
近頃のミニバンやSUVでは、純正ナビのチューナーと連動するフリップダウンのリヤモニターが選べるようになり、リヤシートのアメニティはすっかり向上した。でも、リヤシートに座った子どもたちと同じものが見えていなくて、意外と不便を感じさせられるのは、助手席の大人だったりする。もちろん走行中、つまり運転中のドライバーがダッシュボード上のモニターでテレビを見ることはあってはならないしご法度だが、見ないと決めているドライバーの隣で、子どもたちと同じコンテンツを共有したいファミリーの日常にまで、そうした予防的性悪説が入り込み続けるのもナンセンスではないか?
だからこそ、走行中にも純正ナビを通じてテレビ視聴を可能にするパーツとして、「TV-KIT」が存在する。自動車用アフターパーツの総合メーカーである「データシステム」は、そうしたTVキットを35年近くも作り続けている老舗だ。
今回、同社がリリースしたのは、モデルチェンジして間もないホンダの新型ステップワゴンに適合する「TV-KIT」だ。データシステムは、あらゆる車種用の「TV-KIT」を手がけているが、ニューモデルが登場する毎というかその前に、それまで培ってきた解析ノウハウや適合技術によって、試作プロトタイプを先行的に製作。それから市販されて間もないニューモデルの実車に実装して、つねにその作動を確認してから商品化しているという。
かくして作動と信頼性を、長年にわたって蓄積してきたデータシステムだからこそ、今年6月に発売されたばかりの新しいステップワゴン用「TV-KIT」も、隙なく適合している。RP6、RP7、RP8という各型式の、純正ディーラーオプションの11.4インチもしくは9インチのHonda Connectナビ、または8インチのベーシックインターナビに、すべて対応している。
この「TV-KIT」の装着で、走行中にテレビが映るようになるだけでなく、目的地設定などのナビ操作も、行えるようになる。