この記事をまとめると
■EV充電スポット周辺のグルメ情報をまとめた新メディア「EVごはん」が開設
■「EVごはん」はEVユーザーから寄せられた投稿をアーカイブ
■EVユーザーがEVを楽しく利用するのを手助けするサイトになっている
充電中の待ち時間が楽しい時間に変わる
100年に一度の変革期と称されている現在の自動車業界。EVの普及たるやすさまじいものがある。このようにEVが急速に勢力を拡大すると、いろいろな意見が聞こえてくるが、そのなかに必ずあるのが「充電するのに時間がかかる」という意見だ。クルマを使用していないときに自宅やオフィスで充電するのであればほとんど気にする必要はないが、出かけた先で充電が必要になった場合、どうしても急速充電を利用することになり、それ相応の足止めを食らう。ごもっともな意見である。そして充電時間の長さは、「充電中、何をすればいいんだ!」という問題へとつながるわけで、かなりの割合の人が、EVの充電時間を休憩や食事に割り当てていることだろう。となると、ここでまた新たな問題がひとつ、「どこで休憩や食事をするか?」だ。
そんなときに役に立つのが、EV充電スポット周辺のグルメ情報をピックアップする新メディアの「EVごはん」である。「EVごはん」は、「クルマも、おなかも、いっぱいに!」をテーマに、「より楽しく、より快適で、より安心なEVライフ」を提案する情報コミュニティメディアサイトで、日本全国のEVユーザーから集められた充電スポットとその周辺のグルメ情報をアーカイブ。実際にEVユーザーが利用して感じた生の情報がリポートされている。
サイトの閲覧は無料で誰もが手軽に利用することができ、グルメ情報の発信にはメールアドレスによる会員登録が必要だ。「EVごはん」にあるグルメ情報をもとにランチやディナーの場所を探すのもいいが、あえて誰もリポートしていない「隠れた名店探し」をして、「EVごはん」に投稿するなんてのも楽しそうだ。
そう、つまり「EVごはん」は、EVユーザーがクルマの電池残量を気にして不安になるのではなく「今度のドライブで行ってみたい!」「楽しそうな充電スポットがあるなら安心して出かけられる!」「あの充電スポットの近くにお洒落レストランを発見!」と、EVユーザーがEVを楽しく利用するのを手助けするサイトなのだ。
EVのデメリットとされている「外出時の充電時間の長さ」を「楽しい食事時間」に、「長距離移動への不安」を「外出による楽しさの発見」へと変えてくれる「EVごはん」。もしかしたら今度のドライブでは充電するのが楽しみになるかもしれない。