この記事をまとめると
■昔の輸入車によくあったトラブルを紹介
■車内だけでなく機関部にもよく問題が起こった
■パーツが日本の気候と合っていないのがその原因とされていた
今では激減した懐かしき輸入車トラブルを振り返る
輸入車にはお国柄やメーカーによる独自の味わいがある。
今でこそ、本国資本のインポーターがしっかりとしていて、ディーラー網も整備されており、品質も確保されているが、その昔は輸入体制がしっかりとしていないメーカーもあって、ビックリするような不具合が起きたりした。
輸入車全体の持病的なものもあったりして、逆に日本車が神経質なのでは? と思うこともあったが、今回はそんな輸入車の珍トラブルを紹介しよう。
天井が垂れる
現在でも同様だが、内張りというのは芯となる板に表皮を貼って作られている。もちろん剥がれることはない。しかし、輸入車の場合、これが剥がれ落ちてくることがあったのだ。
布だけなので、お姫様のベッドのようになる。日本の湿気が原因という意見もあったが、ヨーロッパに行って見ても垂れていたので、接着剤の問題だろう。
警告灯が点灯する
警告灯については世界基準だったりするので、機能自体に変なところはない。問題は誤作動。
エンジンチェックランプなどが点いてビックリしたものの、点検してもらったら不具合はなにもないということも。しかも知らない間に消えているし。「ご機嫌ななめ?」なんて悠長なことを言う人もいたが、オオカミ少年にもなりえるので恐ろしいことではあった。