普段から気をつけることで燃費アップ
アイドリングは避ける
猛暑、酷暑だけに難しいときもあるだろうが、アイドリングは単純にガソリンの無駄遣いだ。可能な範囲での努力で構わないので、できるだけアイドリングしない工夫をしたい。また酷暑の原因はクルマにもあるというのも忘れてはならない。
ふんわりアクセルにこだわらない
エコドライブというと、なにかとふんわりアクセルというが、燃費はあくまでも走行距離と消費燃料によるもの。ふんわりアクセルは消費燃料は抑えられるが、距離も進まない。滑らかなアクセルワークというのが正解で、ある程度スピードを出したら、パーシャルでアクセルを最小限にして進むほうがよかったりする。
ふんわりアクセルにこだわって後続車に迷惑をかけては本末転倒。もちろんバカバカとアクセルを無駄踏みするのはダメ。
瞬間燃費計を意識して運転する
某メーカーの実験では、瞬間燃費計を見ながらできるだけ数値がよくなるようにアクセルを調整して走るだけで、1割ぐらい燃費がよくなるという結果が出ている。瞬間燃費計を意識すると、滑らかなアクセルワークとスピードを維持する範囲での最低限のアクセル開度が目に見えるので、結果として燃費がよくなる。
タイヤの空気圧
タイヤの空気圧は転がり抵抗に直結する重要なポイント。1カ月に1回は点検補充するのは基本として、燃費にこだわるなら1割ほど指定よりも多く入れる。1割だと、乗り心地やグリップ、摩耗状態に悪影響を与えずに燃費をよくすることができる。
その他
よく言われるように荷物を積みっぱなしにしないで下ろすのは燃費には当然利く。
ただし、それほどみんなが重たい荷物を積みっぱなしにしているかというとそんなこともないだろう。このあたりは逆に気をつける程度でいいと思う。