この記事をまとめると
■燃費を向上できる技を紹介
■のんびりな運転ではなく丁寧な運転を心掛ける必要がある
■クルマはタイヤありきで走っているのでエア圧の調整も重要だ
燃費向上が見込める技は意外にも多くある
ガソリン価格の高騰が止まらない。
ウクライナに端を発する世界情勢の不安と経済制裁、日本の場合はさらに円安が加わる。原油は日本ではほぼ採れないので、輸入に頼るしかないのがつらいところだ。クルマの使用を控えるなどの対策もあるが、クルマ好きなら運転自体を楽しみたいものだし、仕事や買い物などで乗らざるを得ないこともある。
今回は少しでも燃費をよくできる、日常的なポイントを整理してみた。
流れの先読み
ブレーキをパカパカと踏む人がいる。単にビビリで意味もなく踏んでしまう人もいるが、前のクルマに接近しすぎてブレーキを踏んでしまう人も多い。この場合はいわゆる先読みができていないのが原因だ。
2台前のクルマの動きを確認したり、坂道や下り坂の接近に前もって備える。信号もしかりで、前走車だけを見て走らないようにする。
エンジンをかけたらひと呼吸置いてすぐに走り出す
よく言われるようにアイドリングによる暖機は今や不要。
厳密に言うとエンジンも機械なので暖機は必要だが、品質も上がったことからその分の劣化による影響が目に見えて出てくることはないというのが背景にある。
暖まっていないときは燃料を濃い目に吹いているので、燃費は悪化する。ひと呼吸置いて、オイルを回したら、さっさと走って暖めてしまったほうがいい。