この記事をまとめると
■GRヤリスに「RC Light Package」なるものが設定された
■レースベース用のマシンとなっており未塗装ボディで納車される
■未塗装ながら100万円以上高いほか、専用パーツも装着される
レースに出る人のために捧げる特別な1台が設定された
トヨタが生み出した4WDスポーツカー「GRヤリス」。2022年に話題を集めているのは年始に発表されたGRMNかもしれないが、モータースポーツを前提にするならば、もっと注目したいのは2022年に追加された「RC Light Package」で決まりだ。
そもそもGRヤリスに設定されている「RC」グレードは、国内ラリーなどモータースポーツへの参戦を前提としたもので、あえて16インチサイズのブレーキシステムとするなどラリー仕様を意識した仕様となっている。
モータースポーツベースゆえにエアコンやオーディオといった快適装備はすっぱり外され、ダート用タイヤを前提に15インチホイールが使えるようなステアリングナックルを採用していることも特徴。ダート用のトラクション重視のトランスファーもメーカーオプションで設定するなど、徹底してモータースポーツのことだけを考えたグレードというわけだ。