この記事をまとめると
■いまジープ・ラングラーの下取り価格が高い
■3年の間に新車価格が200万円以上アップしたことが理由のひとつ
■ヘビーデューティなSUVの人気が高まっていることも関係している
アンリミテッドだと3年落ちで600~700万円ほど
現行ジープ・ラングラーのアンリミテッドに乗る知り合いが、ディーラーから買い替えを勧められて迷っているという話を聞いた。
よくある話と思われるかもしれないが、買い替え候補として勧められているのもまたラングラー。現在所有しているのは3.6リッターV6自然吸気エンジンを積んでおり、買い替えを勧められているのは2リッター4気筒ターボという違いはあれど、見た目はほとんど同じだ。
ではなぜ迷っているかというと、下取り額が良いから。
現行ラングラーのアンリミテッドはデビュー当時、500万円以下で買えた。ところがその後少しずつ値上がりし、2022年6月1日現在では700万円を超えている。下取り額がいくらかは忘れてしまったけれど、たしかデビュー当時の新車価格とさほど離れていなかった。となれば新車に乗り換えたくなる気持ちはよくわかる。
裏を返せば現行ラングラーは、中古車市場でも高く売れるということになる。たしかに某中古車サイトを見ると、アンリミテッドだと3年落ちであっても600~700万円ぐらいはする。
高値安定の理由のひとつは先に書いたように、新車価格がたった3年あまりの間に200万円以上もアップしたことだろう。売れているので値段を上げていったのかもしれない。ビジネス面で見ればもちろん正しいことだ。