コルベットが! カマロが! 富士スピードウェイを埋め尽くした! 「CHEVROLET FAN DAY 2022」リポート (1/2ページ)

この記事をまとめると

シボレー公式イベント「CHEVROLET FAN DAY 2022」が5月28日に開催された

■富士スピードウェイを貸し切ったイベントとなっており、3年ぶり2回目の開催となった

■参加者と参加台数が前回を上まわった

日本中からアメ車フリークが大集合

 突然だが、「アメ車」と聞いて皆さんはどんなクルマやメーカーを思い浮かべるだろう。

 きっと、クルマ好きの多くは「シボレー」や「カマロ」「コルベット」などが口から出るのではないだろうか。一応、アメ車に明るくない方のために伝えると、カマロやコルベットはシボレーブランドのクルマだ。

 つまり、日本市場におけるアメリカンブランドのなかで「シボレー」の名は絶対的エースなのだ。そんな同社が、3年ぶり2回目となる公式ファンイベント「CHEVROLET FAN DAY 2022」を5月28日に富士スピードウェイで開催した。

 同イベントは、2019年から毎年開催するイベントとして計画されていたのだが、不運なことにコロナウイルスが世界的に猛威を振るった結果、2020年と2021年は開催できず、今年ようやく2回目の開催が叶ったというイベントだ。

 イベントには日本全国からシボレーオーナーやシボレーファン、アメ車ファンが集結し、会場がシボレーの名車で埋め尽くされた。ちなみに、参加車両と参加人数は前回を超えている。

 今回はそんな「CHEVROLET FAN DAY 2022」の様子をお届けしたい。

 まず、メイン会場となるAパドックだが、こちらには全国から集まった個人所有のシボレーの各モデルが勢揃いしており、アメ車好きであれば歩いているだけでワクワクする夢のエリアとなっていた。

 当日は天気にも恵まれ、愛車の前で雑談やパーツなどに関して談笑する参加者たちや、椅子などを並べて愛車を眺めながら休憩しているオーナーなど、多くの人がそれぞれの時間を過ごしていた。オフ会的イベントならではの光景だ。

 会場内をまわっていると、初々しい初心者マークがチャームポイントな、コルベットC7を操るルーキードライバーまで参加していたのには驚いた! 将来有望なオーナーに違いない。

 そのほか、駐車場の一角には有志によって集められた「歴代コルベット」勢揃いの豪華なエリアも。伝説の幕開けとなる貴重なC1から先代モデルのC7までが一気に集合したまたとない機会ということもあり、見学のファンが絶えないエリアとなっていた。

 オリジナル状態のモデルからチューニングされたモデルまでさまざまだが、どのモデルも徹底的に手が入れられており、コンクールコンディションなのは言うまでもない。愛情の塊といったところで、クルマたちもきっと幸せだろう。

 また、会場に置かれた各ユーザーのクルマのなかから最高の1台を投票で決める「コンクールデレガンス」も実施されており、ゼネラルモーターズ・ジャパンの若松 格代表取締役社長自らが表彰を行った。

 富士スピードウェイのピット内やその付近では、ショップによるアイテムの展示やシボレー関係のグッズ、洗車道具やメンテナンスグッズを販売するショップなどが出店されていた。ほかにも、カフェやキッチンカーも出店され、シボレーの名車たちに囲まれながらティータイムやランチタイムを楽しめる空間となっており、参加者たちには大好評だった様子。

 そんな会場内には、少年時代に遊んだユーザーからしたら、思わず「おぉ!」と声を上げてもおかしくないであろう懐かしのスロットカー体験コーナーもあり、参加者の同伴で来た子どもたちで賑わっていた。もちろんスロットカーもシボレーのマシンで、昨年大きな話題となった現行型のコルベット「C8」モデルも走っていた。

 タイムも測定できるギミックが搭載されており、タイムアタックの結果で上位を記録するとミニカーなどがプレゼントされるという企画になっていて、子どもたちが夢中で挑戦していたのが印象的だ。

 そのほか、走行会やレース参加者以外ではなかなかクルマで入ることのできない「ピット内」で愛車を撮影できるエリアもあった。自慢の愛車が日本最高峰の国際規格サーキットである富士スピードウェイのピットに入れるというだけでも参加する価値アリだ。


WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

編集者

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