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スポーツカーでもない実用車なのに後席が苦痛! 狭すぎるリヤシートの歴代国産車たち (1/2ページ)

スポーツカーでもない実用車なのに後席が苦痛! 狭すぎるリヤシートの歴代国産車たち

この記事をまとめると

■リヤシートが狭すぎるクルマを紹介

■4人乗りスポーツカーは子供でも狭く感じるケースが多い

■無理矢理3列目をつけたようなクルマは3列目の足もとスペースが消滅する場合がある

3人以上乗せることを前提で選んではいけないクルマの条件とは

 サルーンやミニバンの場合、クルマの特等席は後席(ミニバンなら2列目席)と決まっている。しかし、世のなかには、こんなに後席が狭いのかっ! と驚かされるクルマもあったりする。

 その筆頭が、スポーツタイプの後席だ。定員的には4名のトヨタ86や、TVドラマ「マイファミリー」で主人公の鳴沢温人の愛車として登場しているプジョーRCZ、アウディTTといった、比較的使いやすいスポーツカー、スポーティカーでも乗降性は悪く、シートが小さく、シートバックが立っていて、大人だと丸まって、膝を立て、足の置き場に困る超体育座りの乗車姿勢を余儀なくされる。

 あくまで緊急席、子供専用席といったスペースであり(小さな子供を乗せたことがあるが、狭さはともかく、閉鎖感があり「暗い~」「楽しくなーい」とのことだった)、多くのユーザーは後席を格納して、ラゲッジスペースを拡大して使っているのがほとんどだろう。

 では、自動車メーカーはどうして2シーターモデルも多いスポーツカーに無理矢理、後席をくっつけるのかと言えば、ひとつは国によっては税金などが高くなることもあり(2シーターだと贅沢品として高くなるらしい)、そして法人需要対策だと考えられる。

 さすがに2シーターのクルマを経費で落とすのは難しい。それが、後席アリなら経費として認められやすいというわけだ。

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