純正パーツの性能が向上したことによってカスタムが縮小気味に
ブレーキバッド
こちらは走りにこだわる人は今でも交換しているだろう。しかし、その昔はクルマが好き程度でもけっこう替えていた。なぜなら、純正のブレーキがかなりプアだったから。
チューニング目的というのもあったが、効きないのをなんとかしたいという人も多かった。
ホイール
今でもホイールはドレスアップやカスタムの定番アイテムではある。しかし、その昔はブレーキ同様に、クルマを買ったらすぐに社外品に交換するという人が多かった。
その大きな理由は純正ホイールのデザインがショボかったから。スポーツカーでは、廉価グレードではなく中間グレードでも、あえてキャップなしのスチールホイール仕様にしていたほどだ。
マフラー
こちらもチューニングには今でも欠かせないパーツではある。ただ、その昔はクルマ好きのなかでは交換率の高かったのは事実で、スタイル重視で音はそこそこのようなものもあったので、なおさら広く受け入られていた感じだ。
BEVが増えるとどうなるのか気になるところ。全盛期を考えると、これからも頑張ってほしい分野ではある。
バルブ交換
効きが悪かったブレーキ同様に暗いというのがとにかく悩みだった。今でもハロゲンのクルマはあるので、この場合はハイワッテージタイプへの交換は可能。
逆に言えば、軽自働車でも普及が進むLEDとなると交換は無理だし、明るさ的にも十分すぎるほど。ちなみにHIDなら純正でも社外品への交換が可能だが、HIDはハロゲンからLEDの過渡期的な形式で、今となっては純正採用もほぼないのであしからず、ではある。