純正がよくなりすぎた!? かつて誰もが手を出したのに「下火気味」のクルマのカスタム6選 (2/2ページ)

純正パーツの性能が向上したことによってカスタムが縮小気味に

ブレーキバッド

 こちらは走りにこだわる人は今でも交換しているだろう。しかし、その昔はクルマが好き程度でもけっこう替えていた。なぜなら、純正のブレーキがかなりプアだったから。

 チューニング目的というのもあったが、効きないのをなんとかしたいという人も多かった。

ホイール

 今でもホイールはドレスアップやカスタムの定番アイテムではある。しかし、その昔はブレーキ同様に、クルマを買ったらすぐに社外品に交換するという人が多かった。

 その大きな理由は純正ホイールのデザインがショボかったから。スポーツカーでは、廉価グレードではなく中間グレードでも、あえてキャップなしのスチールホイール仕様にしていたほどだ。

マフラー

 こちらもチューニングには今でも欠かせないパーツではある。ただ、その昔はクルマ好きのなかでは交換率の高かったのは事実で、スタイル重視で音はそこそこのようなものもあったので、なおさら広く受け入られていた感じだ。

 BEVが増えるとどうなるのか気になるところ。全盛期を考えると、これからも頑張ってほしい分野ではある。

バルブ交換

 効きが悪かったブレーキ同様に暗いというのがとにかく悩みだった。今でもハロゲンのクルマはあるので、この場合はハイワッテージタイプへの交換は可能。

 逆に言えば、軽自働車でも普及が進むLEDとなると交換は無理だし、明るさ的にも十分すぎるほど。ちなみにHIDなら純正でも社外品への交換が可能だが、HIDはハロゲンからLEDの過渡期的な形式で、今となっては純正採用もほぼないのであしからず、ではある。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報