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ガルウイング開け駐車はサービスだった!? スーパーカー乗りの心理をオーナーが激白 (1/2ページ)

ガルウイング開け駐車はサービスだった!? スーパーカー乗りの心理をオーナーが激白

この記事をまとめると

■走っていても停まっていても目立つスーパーカー

■スーパーカーに乗るオーナーは自分のクルマのことをどう思っているのか?

カウンタックの「ドア開け駐車」はオーナーのサービス精神だった

スーパーカーのオーナーは目立つのが好き?

 スーパーカーはどこへ行っても目立つ。当たり前のことである。とくにランボルギーニのシザースドアや、マクラーレンのバタフライドアなどの「ドアが上に開くスーパーカー」は、ドアを開けた状態だとウルトラ最高に目立つ。高速道路のSAやPAでドアを開けて止まっていると、老人やお子さま連れのママたちがどんどん集まってくる。

 ハタから見ると、バカっぽい光景かもしれない。バカっぽいスーパーカー乗りが、バカっぽいスーパーカーのドアを、わざわざ目立つように開けっぱなしにしていやがる……と。それを目指して集まる老人とオンナ子どもたち。ちなみにママたちはスーパーカーにはあまり興味ないが、お子さまたちが「ママー! すごいクルマがいるー!」と、近くに行きたがるのだ。

 近寄ってきた老人からは、「何キロ出るの?」という質問が必ず出る。「そう聞かれたらいつも、『500キロ出ます!』って答えてます!」と語るカウンタックオーナーもいた。それを聞いて老人は「はぁー! 500キロかい!」と、心底たまげる(そんなに出ません)。

 なんと悪趣味な! と思うかもしれない。しかし、実際にオーナーになってみると、それはじつに楽しく、気持ちのいいものである。なにしろ自分のクルマは大スター。「マッハ1出ます!」と答えても信じてもらえるかもしれない。

 個人的には、最初にフェラーリを買ったときは、その存在が重荷で重荷で押し潰されそうだった。自分なんかがこんな凄いクルマに乗ってしまって申し訳ない、お恥ずかしいと感じた。なので、メカニックが着るようなツナギ姿でフェラーリに乗ると、すごく気分がラクだった。メカニックならどんなスーパーカーに乗っていても、自分のクルマだとは思われないし、むしろ「あんな凄いクルマを整備できるプロの整備士なんだ」と、尊敬の眼差しが集まる(ような気がした)。

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